為替少年さんのブログ
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既卒者の採用拡大しても・・・
昨日の日経新聞topに、企業が採用活動で既卒者も新卒扱いで採用する動きが広がっていると出ていた。
就職できなかった学生さんには朗報なのかもしれない。しかし、これから就職活動を始める下の年次の学生からすると迷惑な話なのだろう。単純に競争相手が増えるわけだから。
既卒者にチャンスをあげるのは勿論悪いことではないが、それにより就職難の状況が改善されるわけではない。学生さんからすると決して喜べる話ではないだろう。
そして、本日の日経1面 ソニーは新卒採用の3割を外国人にすると出ている。ソニーに限った事ではない。多くの日本企業がその割合を高めている。日本の学生は苦難の状況がまだまだ続きそうである。
しかし、先進国の中では日本の大学生の就職率は高いほうだと聞いた。他の国の学生さんはもっともっと大変な思いをしている。だから、勉強をして能力を高めてきた。その結果、日本企業もその外国人の方に目を向けることになったのだろう。
アラフォー世代の私はバブルの時代に就職した。私のようなアホでも、大手企業がいっぱい声を掛けてくれた。正直、ラッキーな時代だった。ただ、同期が多くて偉くなるのが他の世代に比べ大変になったというデメリットがその先にあったのだが・・・
先に楽できても後で苦労をしている。どっちもどっちだ。
しかし、今の学生さんは外国人もライバルとなっているので、もっと大変になったのは事実。のほほんとしていたら、確実に置いていかれる。がんばれ学生さん。
内向き安定思考が強いからハングリーで上昇意欲の強い外国人に枠を取られていくんでしょーねー。
バブル世代のガツガツさも行き過ぎるとうっとおしいですが、大人し過ぎるのも考えものですよね。