不透明なヨーロッパのソブリンリスク

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不透明なヨーロッパのソブリンリスク

素人のひとりごと日記です。
時間がなく、「適当」に書いているので
間違いもあると思います。(推測で書いている部分もあります。)

1月11日(火)の日経新聞一面(地域によって違うと思いますが…)

「政府、アイルランド支援へ」

一面記事になっていた。

中国などもヨーロッパの
PIIGSの国債を買っていますよ~
などの記事を見ますが

(PIIGSとは、ポルトガル、アイルランド、
イタリア、ギリシャ、スペインという
財政状況が悪い5カ国の頭文字をつなげた造語)

中国には、デリバティブ専門チームがいて
おそらく、ギリシャ国債同様、既発債を先物で売って
新発債で買い戻しているだけだと思う。

買っているふりをしているだけでしょう。

日本は、真面目なので本当に「ジョーカー」を買っている。

EUがアイルランドを救済したのは
お金を貸しているドイツ、イギリスの銀行を
支援するためだったと思っている。

ドイツ、イギリスの国を守るためにもなる。
これが、失敗すると、アメリカの住宅問題に再び火が付く。

(ファニーメイ・フレディマック問題へ)

日本が支援したEFSF(欧州金融安定ファシリティー債)は
以前日記にも書いたように

よくわからないもの。

証券会社の人に聞いても、聞く証券マンを間違えたかもしれませんが
チンプンカンプンの答えが返ってくる。

適当にごまかそうとする気持ちが伝わってくる…

(^^ゞ

金融安定化債は、今回すでにソブリンリスクが表面化している
PIIGSの国も含めて保証しましょうといったもの。

要するに、簡単に書くと、よくわからないものです。

本来は、日本の学者たちは、このニュースが出たとき
問題を指摘しないといけないのだが…

美辞麗句をおっしゃって、カッコつけるのが好きなようだ。(`^´)
もしかしたら、よくご存じないのかもしれない。

ドイツ、フランスも債務保証を負担しているので
大丈夫と考える投資家もいるでしょうが

フランスのCDSもすでに、おかしな動きになっている。

先日、フランスのモン・サン=ミシェルに旅行にいった人の話を聞いたが
道中、田園風景ばかりでほとんどなにもなかったと言っていた。

真冬のモン・サン=ミシェルも「とてもよかった!」と言っていた。

ドイツは、工業国
フランスは、農業国のイメージもある。
フランスの金融は、デリバティブの組成が強い。

そのフランス国債のムーディーズの格付けは
Senior Ratingは、AAA(Aaa)(表向き)

CDS-Implied(準ずる)Rating(本当の)格付けはBBB2

外国人の投機家は、両方を見ている。
特に後者を重視する。短期的には反対の方向にいきやすいが
デリバティブ市場の方がはるかに大きいのでそちらに収斂しやすい。

ヨーロッパの政策担当者も、背筋が寒くなる状況に
相当の緊張感を持っていると思う。

フランスも厳しい現実があり
投機的な格付けになっている。

フランスの銀行が、スペインの住宅バブル発生のために
たくさんお金を貸した副作用がでてきているかもしれない。

ドイツも厳しい面があるが、今回はパスする。

すでに問題が表面化している
スペイン国債の「表向き」の格付けはAa2
デリバティブの格付けはB1(シングルB)

ジャンク債レベルになっている。

ギリシャ国債は、表向きの格付けはB

デリバティブ(本当)の格付けは

C(デフォルトのイメージ)

アメリカ国債のCDSは、公表すらさらなくなった。
中国の格付け会社は、アメリカ国債の格付けを
AAAからAにされているようだ。

三菱UFJ○○証券の真面目な専門家の藤戸先生もギリシャは
実質デフォルト状態にあると言っていた。

勝負は、決着していると。

(・_・;)

わかる方には、わかります。

そのような状況を知ってかどうか
日本のダイハツ自動車も欧州市場から撤退を表明した。

進出もそうですが、撤退も勇気ある決断だと思う。

何も知らない人(特に市場専門家⇒この人たち年々レベルが下がっている気がする)は
デリバティブのレーティングを無視している。

わたしは、今日、明日起きるようなことは書いていません。

ユーロの「買戻し」があれば
ユーロのドテン買いのときもあるでしょう。

最近、日本では、わたしも仕事で一度だけ行ったことがある
「松竹」の「買戻し」を狙った投資家は、なかなかやると思う。
(ただし、ここからは、難しい。)

「松竹」の演劇部門の収益の貢献は、思ったほど高くない。

もとい

為替については、とても難しいので(くわしくは、専門家へ)
その意味もあって、リスペクトを専門家にさせていただいている。
やはり、ユーロに対しては慎重な見方をされているようです。

不透明なヨーロッパのソブリンリスクは
解決しているどころか、これから問題が少しずつ表面化する心配がある。

「表向き」の情報
(みんなが知っている情報は、本当は、情報ではないが
とりあえずそれも重要です。)

「できるだけ正確」な情報

両方とも知っておく必要があると思う。

わたしの日記のシリーズもの「お金を守る方法」のひとつに
マスコミなどで取り上げてくれれば
麻黄湯、深蒸し茶、酒粕などを書くことができる。

かなり深い意味があります。
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