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バーナンキFRB議長が米上院予算委員会で議会証言!!〔要約〕

きのう01月07日23:30に
バーナンキFRB議長が米上院予算委員会で議会証言

質疑応答ポイントは以下のとおり

<中国の為替政策>
◆中国は為替相場を過小評価し、固定相場を維持している

<インフレとガソリン価格>
◆FRBはインフレを非常に注視することになる
◆量的緩和が原油高の主要因ではない
◆原油価格の上昇は中国などの新興市場国のエネルギー需要が原因
◆ガソリン価格が上昇しすぎれば経済成長を阻害する

<量的金融緩和政策第2弾(QE2)について>
◆株価上昇などの効果もあり、経済見通し好転にも寄与

<失業率>
◆(12月雇用統計で非農業部門雇用者数が10.3万人増となったことについては)おおむね予想通り。ただこのペースでは、失業率は持続的に低下しない。

<債券市場における期待>
◆金融引き締めを開始する適格なタイミングを把握する必要がある
◆将来的な短期金利の上昇が債券市場で予想されている
◆財政面に関しては、議会および政府が長期的な構造的債務に対処する対策を打ち出さなければ、金融市場において非常に深刻な問題が発生する

<債務の対国内総生産(GDP)比率>
◆望ましい政府債務とGDP比率は誰にもわからない。
◆政府債務とGDP比率の安定化必要
◆米議会予算局(CBO)の代替シナリオでは債務は際限なく増大し、
これは持続可能ではない。
◆今後10年間に赤字を2~3%ポイント引き下げることができれば、
基礎的財政収支の赤字はゼロ近くまで削減できる。

<経済回復>
◆米景気回復は11年に緩やかに加速

<雇用見通し>
◆雇用市場の正常化、4~5年必要

<財政見通し>
◆中長期的な財政再建案策定が金利低下などを通じ、経済の下支えになる。
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