jojuさんのブログ
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2011年にバブルは来ないが、長期不況もない
先進国は現在、量的緩和等で金余りですが、バランスシート調整中かつソブリン債劣化懸念でリスクを取りにくい状況。
ゆえに当面バブルは来ない確率のほうがずっと高い。
バブリー圧力は新興国に集中しますが、バブル抑制策が取られるので、新興国株価は頭打ちになりがち。
むしろ、ゆっくり景気回復する先進国株価が、半年から一年の長い周期で見て、漸次下値を切り上げていく展開になると予想。
財務OBの榊原さんが言うような1870年型の長期不況にはならない(長期緩慢回復です)。
なぜなら今は世界的に見て生産過剰でないから。 生産過剰があってもそれは一部新興国内(中国!)だけの現象であり、その生産過剰の矛先も国内向け製品にとどまるから(生産過剰でインフレという面白い状況にあるのが中国。おそらく企業財テクで不良債権増大中)。 また、バランスシート不況とはいえ、その規模は日本のバブル崩壊時より小さく、日本のバブル崩壊時のように欧米当局は金融政策で大きなミスを犯していないから(欧米は通貨高になっていない)。
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