ベルギー危機

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

2010/12/12 - はるるっぴさんの株式ブログ。タイトル:「ベルギー危機」 本文:ひとりごと日記です。 自分自身の勉強のための日記です。 今週、ある大手金融機関のチーフ(エコノミスト)と 電話で話をする機会があった。 話の内容は書けませんが

株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.

ベルギー危機

はるるっぴさん
ひとりごと日記です。
自分自身の勉強のための日記です。

今週、ある大手金融機関のチーフ(エコノミスト)と
電話で話をする機会があった。

話の内容は書けませんが
悲しいかなサラリーマンだと思うところもあった。

その後、自動販売機の前で、午前中なのに
KIRINの「午後の紅茶」を飲みながら
会話の内容を頭にインプットしておいた。

余談ですが、「午後の紅茶」は、美味しい。

さて

私こと、数年前、ベルギー、オランダと旅行したことがある。
そのときのベルギーの印象は、わりと田舎っぽくて
のどかな風景が多かった。
景色がとても美しいところもあった。

今は、わかりませんが
当時は、洗濯物をほしている家がなく
庭にはきれいな花が咲いていた。

オランダのアムステルダムも美しい街並みだった。
路上で花を売っている店の横にいた
かわいい女の子が印象に残っている。

ニュージーランドのクライストチャーチでも同じように
花畑のような家をたくさん見ることができた。
時間が止まっているようなのどかな雰囲気のところだった。(^.^)



その平和だったベルギーにも暗雲がただよっている。

ユーロ危機の登場人物は、ギリシャ、アイルランド
次は、ポルトガル、スペインが登場を待っている。

経済専門誌などでは、欧州有数のグローバル都市であり、
欧州連合の主要機関が置かれるブリュッセルのある
ベルギー王国(通称 ベルギー)が無視されている。

ベルギーの公用語は、オランダ語、フランス語、ドイツ語になっている。
通貨は、投資家も注目するユーロ。

専門的なことは、わかりませんが
オランダに近い方と、フランスに近い方の
対立のようなものがあるらしい。

経済が良好なときはよいが、不安定になってくると
表面化しやすい。

ギリシャ問題とアイルランド問題は
根本的に違う。

ギリシャは、放漫財政のツケ
アイルランドは、金融の問題

ともに国家危機になっているのは、周知の通り。

ベルギーは、アイルランドと同じ問題を抱えている。

フラマン語共同体、フランス語共同体、ドイツ語共同体の
問題もあるうえに
金融問題が国家問題になっている。

フォルティス・フィナンシャル・グループを国家で救済しているので
金融危機が再発するとベルギーにも火が付く。

ユーロ圏の「大いなる不安定」(ルービニ教授の本のタイトル)は
今後も続き、より深刻化してくる可能性を否定できない。

(>_


日本株は、足元「実感のない株価上昇」を続けてきた。

アメリカで追加金融緩和の話が出てきたときに
グローバル・マクロがドル安(裏側に円高がある)と
日本株売りのポジションをとっていたと推察できる。

ロボットのCTAがそれに追随する。

(CTAは、ロボットなのでファンダメンタルズは関係ない。)

FOMCのQE2の発表と
ヘッジファンドのクリスマス休暇前でのポジション調整もあり

いったんの材料出尽くしで
ポジションが縮小されたと思われる。

反対のことが起きた。

ドル安⇒ドル高(本当は、もっと難しい。)
日本株売り⇒日本株買戻し

最後に「売り方」がギブアップしたとき
そして、ベンチマークをとりにくる年金基金(ヨーロッパなど)を代表とする
機関投資家が「買い」に出てきて、しばらく時間を取ってから

売られやすい。

基本的に知恵と実力(お金)のあるヘッジファンドは、
売る人がいなくなってから
自分たちだけで売る。

買いについても同様のことが言える。

証券会社でもPRしているように
過去、米中間選挙の年の株価は
選挙対策もあり上昇しやすい。

今年もその経験則が当たるかどうかわかりません。
今、過去にないことが起きているので
予想外のことが起きやすい。

証券会社の支店長とお話をしたとき
支店長が教えてくれた。

「僕の経験則上、テクニカルは当たらないねぇ~」
「(25日)騰落レシオだけは、当たるねぇ~、それだけだよ~」(^_^;)

騰落レシオに敬意を表すると、弱気になる。

スペイン、ポルトガルに加え

「ベルギー危機」

表面化するとき注意したい。

おしまいです。


PS.

金(ゴールド)について、昨今香港で精巧な偽物の地金が作られている様子。
タングステンに厚い金メッキをするとレーザーを当ててもわからないが
さらに精巧な偽物が完成したらしい。

将来、本物と偽物を区別できる技術が発展すると思うが、
いたちごっこになるかも。

長期投資家の中で、もし金(ゴールド)が安くなったときに
少し現物を買いたいと思っている方は、
信用のできるところで購入されるとよいと思う。(ひとりごとです。)
2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
はるるっぴさん、こんばんわ

関係ないですけど、副島隆彦さんの予想は外れそうですね
(退会済み)
はるるっぴさん、はじめまして
おおはしみくです。

ひとりごと日記読ませていただきました。
結構参考になります。

わたしもいろいろと勉強させて頂きます。

今後も楽しませてください。よろしくお願いします。
はるるっぴさんのブログ一覧