東京228堂さんのブログ
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12月21日 新興市場再編
TOPIX 1,469.20 +11.64
日経平均株価 15,257.00 +225.40
昨日のアメリカ市場は
NYダウ 13,245.64 +38.37
NASDAQ 2,640.86 +39.85
12月製造業業況指数4年ぶりの低水準ながら、ハイテク企業の好業績と
良い見通しで上昇したようです。
日本市場の日経平均は10時くらいから急上昇。
メリルリンチのシンガポール政府系ファンドからの出資を受け入れ、
アジア市場の上昇などが要因とのこと。
実際のところは先物が暴れているだけなのでしょうけど。
結局225円の大幅続伸。
新興市場はジャスダックが年初来安値更新。その他は上昇。
REITは反落しました。
為替は対ドル113円後半、対ユーロ163円中盤と円安進行。
中国市場は
香港 ハンセン指数 27,626.92 609.83 +2.26%
中国 上海総合指数 5,101.78 58.24 +1.15%
インド市場は
ムンバイ SENSEX30種 19,162.57 70.61 +0.37%
インド NIFTY指数 5,766.50 15.35 +0.27%
ベトナム市場は
ベトナム VN指数 935.07 4.62 +0.50%
今日のアジア市場は全面高。
ドバイ市場は
DFM Index 5,737.39 -7.23 -0.13%
12月19日と20日の日経新聞に<新興市場再編 どこへ行く>という記事が
掲載されていました。
19日
『ジャスダック証券取引所を軸にした新興市場の再編論議が大詰めを
迎えている。ジャスダック株の7割強を保有する日本証券業協会は、
今年10月から売却を前提に特別委員会の場で新興市場の再編論議に着手した。
1.東京証券取引所との統合、2.大証との統合、3.東証・大証・
ジャスダックの大統合、4.単独で存続。
東証はジャスダック株の取得を見送ったため大証との統合か、
単独で継続の二つ。今後の焦点は日証協の特別委員会を舞台にした
証券界の意見集約に移る。ジャスダックの社長は独自路線にこだわる。
特別委員会での議論もまだ方向性がみえていない。
今回の再編議論には投資家や上場企業といった利用者の視点やニーズが
抜け落ちている。証券界の内輪の論理だけで再編を推し進めるようだと、
信頼される新興市場の実現にはおぼつかない』
20日
『国内の新興株市場はジャスダックNEOを含めて現在7つ。1999年以降の
相次ぐ開設と、市場間の競争が新規上場の基準を下げ、社歴の浅い
ネット関連企業などに成長資金を供給してきた。一方で上場企業に
ふさわしい管理体制を備えていない企業を公開させるなど、ここ数年は
負の側面が目立つ。新興市場の相場低迷の打撃が大きかったのは
新興市場に収益を全面的に依存するジャスダック。2008年3月期には
4億円強の赤字に転落する見通し。株式取引に応じて証券会社が
支払う「場口銭」は東証などに比べて7~10倍と高いのにかかわらずだ。
再編論議の中心にジャスダックがいるのは、相場低迷で浮かび上がった
高コスト体質に対して証券界の不満が高まっているのことが背景にある。
証券業界はベンチャー企業、ひいては将来の日本産業を担う企業の
育成のために、再編でどんな新興市場を目指すのか。市場経営の
効率化だけでなく、新産業の育成の観点からも議論を尽くす必要がある』
今日も年初来安値をつけたジャスダック。
建て直しは急務ですねぇ。いや、東証だってそうです。
世界市場で置いていかれてますから。
それでは今日はこれで失礼します。
東証に比べてフットワークのいい大証。
株式市場活性化のために
がんばってほしいものです。
>とりあえず新興市場は数が多すぎるので、
淘汰されることは間違いないでしょう。
淘汰といわずにごっそり1つにしてほしい感じがします(^^ゞ
東証と大証(商品やオプション先物中心)、
それ以外とか(大胆すぎる。。。)
淘汰されることは間違いないでしょう。
世界を意識しての再編にしてほしいところです。