ひさっちさんのブログ
ブログ
三井住友FGに続きみずほと三菱UFJも拒否
昨日の三井住友FGの英断に続き、みずほと三菱UFJも米サブプライムローン支援基金への拠出を拒否しました。
至極当然の流れだと思いますが、今までの日本企業では考えられなかったもので、時代の変化を感じました。
日本がバブルはじけて銀行が瀕死の状態になった時でさえ、彼らは日本に対して何もしてくれなかったどころか、弱った銀行から債券等を安く買い叩いて転売しぼろ儲けしたりとやりたい放題でした。
彼らの悪事に対する当然の報いであり、日本があえて彼らを救済する必要なんかないのだと思います。
日本が味わった苦しみを彼らも味わえばいいとかなり性格の悪い事思ったりしてしまいます。
ソース
3メガ銀、サブプライム基金への融資枠設定見送りへ
三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友銀行、みずほコーポレート銀行のメガバンク3行は19日、大手米銀から要請のあった信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)対策基金に対する融資枠の設定を見送る方針を固めた。各行が要請された融資枠はそれぞれ50億ドルと巨額なうえ、貸し倒れリスクが不透明だと判断した。
同基金は米シティグループやJPモルガン・チェースなど米大手銀が設置を検討。総額500億ドルの資金を準備して、資金繰りが苦しくなっている銀行傘下の運用会社から、格付けの高い証券化商品を買い取る仕組み。混乱が続く金融市場の安定につながるとして米財務省も歓迎している。 (07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071220AT2C1904819122007.html
-
タグ:
では、何故、バブルがはじけた時、日本政府は銀行(私企業ですね)の失敗のために大量の資金を投入したのでしょう?
当時も、あなたのような意見の方が多くいましたが、小泉政権は資金を供給し、断固不良債権処理を加速させました。
銀行に対する信認、ドルに対する信認がなくなった時、どうなるか?
銀行だけですめばいいのですが、マーケットの運命は一蓮托生なので、小生は成り行きを固唾を呑んで見守っています。
信認が回復するまで、株式市場も暗雲を孕んだままでしょうから。
釈迦に説法してすみません。
コメントありがとうございます。
私が言いたいのは都合の悪い時だけ外国へ懇願するなということ。
外国が勝手にアメリカへ投資するのはその国の勝手。
あえて半ば脅迫のようにアメリカから出資しろと言ってくるのは筋違いと言うことです。
この問題がなくともドルが普遍的に世界の基軸通貨であり続けるかどうかというのも甚だ疑問ですが。
また新興国の成長に自立性はあるのか、興味深くみていこうと思います。
アメリカの個人消費減退は日本への打撃は大きいでしょうね。
新興国の成長の自立性ですか。
私も興味ありますね。
近い将来アジアが経済の中心になるかどうかという観点からも。
なにせ世界の中で見たら人口も土地も膨大にあるのですから。
小生は日本の銀行はもう少し大人になって欲しいと思ってます。
1 バブルがはじけた時、銀行業界で何とか信認を維持しようと言う気概が全くなく、政府におんぶに抱っこしてもらったこと。
2 商品開発力にとぼしいこと。いつも欧米の後追い。
3 自浄能力が乏しいこと。
4 経営の透明性が不足している。日本の銀行のサブプライム関連の損失は一体いくらなんでしょうか? 発表されたあれだけでオシマイなのでしょうか? 小生はだけでなく疑っている人は大勢いると思って慰安すいます。
5 上記を含め、当事者能力の欠如。
これに対して、米国の企業は透明性が高いし、決断が早い。企業家は自助努力をしているところが違うと小生は見ています。
勿論、それに参加するかしないかは、トータルコストを勘案して、日本の銀行が判断して決めればいいことです。(銀行が強制力を感じたのなら、まだ子供だということ)
経済がグローバル化していますから、後になって見苦しい判断の変更をしないように望んでいます。
おっしゃるところは最もかと。
ただアメリカの企業が透明性高いというのは甚だ疑問に感じます。
日本の隠蔽体質のお役所や企業に比べたら数段マシなくらいで。
どちらにしても日本という国が大人になる必要があるという意見には大賛成です。