夜の辻説法

[元祖SHINSHINさん]

「歴史は夜つくられる」などというけれど、
「陰謀論は夜語られる」という意味で、
オイラは酔っ払っていることが多い。

そういう仕事が入った時には、
「今日は、あの店に行かないといけない」と心が騒ぐことになっている。

昨晩もそうだった。
行くと、そこには不思議と席がひとつしか空いていない。
自然にそこへ座ると、隣の人が本日のキーマンにまずなっている。

冗談話から入っていって、
頃合いをみて陰謀論をひとしきり短時間で述べると、
１　驚いて興味を持ちだす
２　驚いて怒り出す
の２パターンに分かれてくる。

昨晩のIさんは、後者のパターンだった。
しかし怒りながらも、彼はこう言うのだ。
「あんたのその話はな、普通の人は信じちゃうだろうが」

翌日から、このIさんの世の中のみる目は変わるだろう。
現役の頃は労働組合で名手だったというIさん。
意外にも、こうした陰謀論知識に乏しかったのだが、
飲みこみが異常に速いので驚いた。
ひょっとして、明日の井口博士になるのかもしれないと期待している。

あぁ、昨晩もいい仕事をしたなぁ。。
世の中には、まだまだ陰謀論に疎い人がいっぱいいるのだ。
ただこの仕事には、ギャラが発生しないのが難点なのだがﾈ（笑）