東京228堂さんのブログ
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12月14日 日銀短観
TOPIX 1,501.25 -14.85
日経平均株価 15,514.51 -22.01
昨日のアメリカ市場は
NYダウ 13,517.96 +44.06
NASDAQ 2,668.49 -2.65
高安マチマチ。11月卸売物価指数が高い数値でインフレ懸念が
台頭しました。
日本市場は寄付きでメジャーSQを通過しましたが、日経平均はその後も
乱高下を繰り返し、結局22円の小幅ながら3日続落。
日銀短観は大企業・中小企業とも悪化。
出来高・売買代金はSQを除いてもそこそこありました。
新興市場は新興市場とREITもそろって続落。
為替は対ドル112円後半、対ユーロ163円中盤と円安新興。
中国市場は
香港 ハンセン指数 27,563.64 -180.81 -0.65%
中国 上海総合指数 5,007.91 49.87 +1.01%
インド市場は
ムンバイ SENSEX30種 20,030.83 -73.56 -0.37%
インド NIFTY指数 6,047.70 -10.40 -0.17%
ベトナム市場は
ベトナム VN指数 922.09 -8.27 -0.89%
今日のアジア市場は若干軟調な市場が多かったです。
ドバイ市場は
DFM Index 5,751.09 -21.52 -0.37%
「12月の日銀短観、大企業製造業DI、3四半期ぶりに悪化
日銀が14日朝発表した12月調査の企業短期経済観測調査(短観)によると、
企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業製造業でプラス19となり、前回9月調査を4ポイント下回った。悪化は3四半期ぶり。
米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題を
巡る混乱で米国経済の減速懸念が強まったことや、原油など
原材料価格の高騰が企業収益を圧迫懸念を反映した。
足元の大企業製造業を業種別にみると、建築基準法改正後の混乱で
着工件数が急減したことから窯業・土石が大幅悪化。
原油高による原材料価格の上昇で化学なども悪化した。
円高・ドル安進行を映し一般機械なども悪化した。
一方、輸出が比較的好調で新車投入効果も出ている自動車は改善した。」
http://www.nikkei.co.jp/keiki/tankan/
日本銀行による短観の詳細
http://www.boj.or.jp/type/stat/boj_stat/tk/yoshi/tk0712.htm
http://www.boj.or.jp/type/stat/boj_stat/tk/gaiyo/tka0712.pdf
もともと悪化は予想されていたようですが、
その予想を下回りました。
『日銀シナリオは風前の灯火との声も
今回の短観について民間エコノミストからは「日銀が展望リポート等で掲げているシナリオは風前の灯火となりつつある」(BNPパリバ証券)、「日銀からのメッセージも、さらに弱気・慎重な方へ軸足を移していくことになる」(みずほ証券)、「全体的には景気のスローダウン(踊り場)を示唆する内容になる」(アールビーエス証券)など慎重な声が多く聞かれた。
次期利上げは来年夏まで後ずれか
日銀の金融政策に与える影響に関しては「内需低迷を主因として景況感悪化が続くことになれば、追加利上げは当面難しい」(みずほ総研)との声が多い』
http://jp.reuters.com/article/idJPJAPAN-29193220071204
その他の予想
http://www.mri.co.jp/PRESS/2007/pr071203_pec01.html
アメリカ市場が不安定で、国内の大企業も見通しが悪くなってきたとなると
あとは「オイルマネー」くらいしか望みはないですかねぇ。
それでは今日はこれで失礼します。
世界的に利下げの流れですからね~
でも株価が上がるとまた利上げシナリオ考え出すんでアナリストやエコノミストも。。。
3月に福井総裁が終わりってのも考えると次が気になりますね。(^^ゞ
しかし日本の景気に陰りが見えてきたのは
ヒシヒシ感じられるので、何か手を打たないと。