金融地震のマグニチュード

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金融地震のマグニチュード

ひとりごと日記です。

先進工業国は、少子高齢化が進んでいる。
一人っ子政策中の中国もいずれそのようになるだろう。

ただ、新興国経済にウェイトが移っているのは、事実でしょう。

しかし、

そこへの投資は、簡単なものではないことは
学習された投資家もいるでしょう。
学習中の投資家もいるでしょう。

BRICS

ブラジル
ロシア
インド
中国

ひとくくりに言われることもあるが
それぞれお家の状況が違うので

ひとくくりにしない方がよい。

サブプライム問題で表面化した
アメリカの貧困層も見えない新興国だった。

競争の激しい金融機関は、
信用のない人たちにお金を貸して
家を買ってもらった。

もう貸すところがありません…

行き過ぎた信用供与で破綻したのが
俗に言われる「リーマンショック」

信用バブルの崩壊が
市場専門家でもわかるように、
問題が「表面化」した。


デジタル技術の進歩により
金融工学が発展してきた。

経済学の世界では、今から40年ほど前に
認められたと聞く。

ITの進化によって
金融工学が拡大し
グローバル化と密接に繋がって発展した。

その代表企業のひとつが
世界最大級のスーパーチェーン
WAL☆MART(ウォルマート)です。

中国でもウォルマートと取引できることは
とても名誉なことだった。


金融バブルの発展が実態経済も牽引した。
しかし、バブルだったので崩壊した。

最年少でIMFのエコノミストになった
ラグラム・ラジャン シカゴ大学教授は

「金融工学が経済を滅ばす」と警告していた。

マスコミたち(リチャード・クー氏の言葉の真似)は
重要な情報を教えてくれません。

正しい質問を
正しい人に聞くことはめったにない。

投資家は、紙背を読むべきでしょう。

アメリカの高官が
「強い人民元」を求めるといったら
その言葉の裏側にある
「弱いドルを求める」と読むべき。

商品取引会社などに、なかなかの情報があるが
話を聞くと熱心な営業の電話がかかってくるので
儲け話の誘惑に負ける人もいる。

(豊島 逸男氏の話を一部引用)

わたしは、地金商の情報を利用している。


その金融工学がサブプライムローンを可能にした。

周知の通り、アメリカの住宅ローンは
ノンリコースローンで日本と違って追っかけてこない。

夜逃げしなくても

「ごめん!」と言って

家を捨ててから、逃げてテント生活をすれば
債務者はそれで済んだ。

しかし、お金を貸している金融機関と

その組成した証券化商品が
世界中にばらまかれているので

その証券化商品を買っている(機関)投資家も大変です。

これから少しずつ「表面化」するでしょう。

今のところ証券化商品は、冷蔵庫に隠しているが
いずれ開ける時があれば、
溶けてなくなっているでしょう。


「大丈夫ですよ~」と言っている
著名な専門家や有名な専門家は
金融工学を知らないだけです。

わたしは、いろいろな書物を読んだり
証券化商品を組成した人の話を聞いたりして
その恐ろしさを肌で感じている。


最初は、政府が助けてくれましたが
その政府もお金がなくなっている。

それどころが借金まみれになっている。

いわゆる「ギリシャ問題」

ギリシャの公務員は
53歳より年金をもらえて
アルバイトをしていた公務員もいた。

遅刻しないで出勤すると
手当がもらえた。

そのギリシャは、どうなったか?


足元の日本も

37~38兆円の歳入で
90兆円の歳出

普通の家計だったら
火の車どころか

パンクです。

国民に負担をもとめると
国民は、「NO」と言う。

そうなるといずれマーケットが氾濫するのは自明です。

歳入を増やして
歳出をカットする

簡単にはできない。

まだ、大丈夫だとは思いますが
本当に日本国債が先物でプロの外国人から売り浴びせられたら
(過去に日本国債のショートをしたのは素人の外国人だった。)

どうなるか議論がない。

さらに金融緩和にも限界があることは、
これから証明されるでしょう。

そもそも国債の発行と紙幣の発行の
意味の違いがわからない投資家もいる。

ひとつ答えを書くと
通貨とは信用です。

信用がなくなれば、
ただの紙切れです。


いずれにせよ

「金融地震のマグニチュード」は、

想定の範囲内ではなく
想像を超えるでしょう。

未体験ゾーンに突入する。

個人投資家は、万一の場合のリスクに対応できる
スキルを身に着けるべきでしょう。

そのためには、やはり自分で努力する必要があると思う。

自分に言っています。


おしまいです。


PS.

おすすめのDVD

もうすでに映画館などで
ご覧になった方も多いと思いますが

DISNEY

ALiCE IN WONDERLaND

(アリス イン ワンダーランド)

世界経済も表向きは比較的平穏ですが
デリバティブの世界ではさらに深刻な事態になっている。
各種デリバティブ指標がそれを示唆している。

投資の世界でもこれから
もっと不思議な現象が起きるでしょう。

この映画に登場する「ジャバウォッキー」が
証券化商品のイメージです。

証券化商品は、金融モンスターです。
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