中国への期待と不安

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中国への期待と不安

ひとりごと日記です。

近くまで行ったので貴金属地金販売店に寄った。
資料をもらうのが目的でした。

店に入ったとき、ちょうどご年配のおじいさんが、
江戸時代の小判やら、コインやら
いろいろ売るみたいで

店頭のカウンターに小判と電卓をバシャ!と出して

「売りに来た!」
「いくらになるか計算してくれるか~」

と言っていた。

定員さんは、慣れた感じで対応されていたが、
時間がかかっただろう…

冷房が強すぎて、異様に寒かった。
事務所にいる女性社員は、カーディガンを着ていた。

当然だろう…

寒すぎるわ~

貴金属地金販売店は、景気がよいのだろうか?


資料だけもらって
寒いのでサッサと帰った。

外に出ると猛暑が待っていた。

熱いのも(インフレ)
寒すぎるのも(デフレ)

快適ではない。

「ゴルディロックス経済」

がちょうどよい。

(熱すぎず、冷たすぎず…)

貴金属地金店に行って
肌感覚でもそう思った。


さて、中国

経済にうといことで有名なNHKさまは、
「めまぐるしい経済成長をとげている中国」などと言っているが

そんな簡単なものではない。

投資家にとって歴史は重要です。
しかし、歴史を学ばないのも投資家だったりする。

中国の「三国志」の戦略・策謀は、参考になるかもしれない。

わたしのおすすめの本のひとつが
中国の「三国志」

関係ありませんが、
日本の司馬遼太郎の「城塞」もおもしろい。



大手証券会社のエコノミストの言葉を借りると
「中国の歴史は、ワイロの歴史ですよ~」

「上から下までワイロですよ~」と言っていた。

今も、バージョンアップして続いている。
当然、社会格差も広がっている。

人口大国インドでも、目に見えてワイロを渡しているところを
何度も見たが、せめて、目に見えないところで渡してほしいと思った。

中国は、私が行った時は、
4兆元(57兆円)の景気対策などで
電機店などは、混雑していた。

新聞にも、そのことに関係するような記事が書いてあったが
中国語が読めないので、新聞の写真や漢字でそう思った。

そのとき日本は、わずか2兆円の定額給付金でチマチマ議論していた。
今も、2兆円の予算予備費でチマチマしている。

日本の借金の額と比較すれば、誤差のような金額です。

まあ、よいでしょう。

中国企業の60%くらいが外資企業や合弁会社ですが
このステージが、そろそろ限界に来ている。

中国は、一人っ子政策をして30年になる。
この一人っ子政策は、簡単な政策ではない。
兄弟同士が相談する必要もある。

一人っ子政策の副作用で
これから想像を超える
生産人口の減少が問題化するでしょう。

インドは、ヒンドゥー教徒は、二人っ子政策をしているが
中国のように厳しくはない。

証券会社などでは、人口の多いことは良いことだ~
などといった単純な論調もあるが

人口が多すぎることも問題がある。

大きな格差も出てくる。


教科書にも載っている通り、中国の政治の最大の問題は
中国共産党一党独裁政権でもある。

人口があまりにも多いので
よい面もあるが、そうでない面もある。

今の中国の指導者はよいと思いますが
そうでない為政者になると問題がやっかいになる。

世の中、立派な人が必ずしも偉くなるとは限らない。
サラリーマンでも、わかると思う…

異常に膨れ上がった格差問題も深刻な問題で
日本ではほとんど報道されないが、
中国各地でよく暴動が起きている。

リーマンショック後、新興国にマネーが向かってしまい
過熱感を通り過ぎて、中国バブルが完成していた。

政策当局は、緩やかなインフレに舵を切るようにブレーキを踏んでいる。
人民元問題もすでに「表面化」している。
人民元が切り上げになると、中国の輸出企業は国際競争力が低下する。

人件費も上昇するので、
中国から、世界の工場が移転する可能性もある。

くわえて、中国は、資本主義と共産主義の共存する難しい国なので、
すでに先見性のある日本のグローバル企業は、
国民性が勤勉なベトナムなどに工場を稼動させているところもある。

(ベトナム株を推奨している訳では、ありません。)

そのようにならないように
中国政策当局も人民元をがんじがらめに
コントロールしているのだろう。

いずれにせよ
巨大艦船中国丸は、世界経済危機の荒波の中で

航海の舵を切ることになるでしょう。

アジア諸国の連携を期待したいと思います。



おしまいです。
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