４～６月期決算で企業業績の回復が鮮明経常利益は前年比3.7倍

[TAROSSAさん]

日興コーディアル証券が６日発表した決算集計によると、東証１部上場企業（３月期決算、金融除く）1181社のうち、５日までに2010年４～６月期決算を発表した788社（全体の66.7％）の経常利益の総額は、前年同期比3.7倍の約６兆円となったそうです。

売上高総額は前年同期比13.8％増の約103兆円となり、増収増益となった企業が全体の約３割に達するなど、企業業績の回復が鮮明となっているようです。
経常利益は、2008年９月のリーマン・ショック前の2008年４～６月期（6.8兆円）の約９割の水準まで回復するようです。
アジアなど新興国向けの好調な輸出が続いていることが要因で、電機や自動車などの主力企業で業績回復が目立つようです。

電機や自動車はエコポイントや優遇税制で引っぱられている面もあるでしょうから、まだまだ楽観視はできなさそうですね。