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【リコー】主力需要は底打ち感が出て来たが、ユーロ安による業…

主力需要は底打ち感が出て来たが、ユーロ安による業績マイナス影響が不可避
<現状の株価水準を概ね妥当と見る>
TIWでは、現在の株価水準を概ね妥当と見る。その理由は、主力の画像ソリューション分野(複写機、プリンター)の需要には底打ち感が出て来ているものの、5月以降の大幅なユーロ安の進行により、為替のマイナス影響が業績回復の足かせとなる可能性が強まっているため。指標面でも特段の割安感があるとまでは言い難く、現状並みが妥当だろう。
<11/3期では需要は好転が見込まれる>
10/3期業績は4月21日公表の修正計画を更に若干上回り、売上高2兆163億円(前期比4%減)、営業利益659億円(同11%減)となった。続く11/3期計画は売上高2兆500億円(前期比2%増)、営業利益850億円(同29%増)。主力の画像ソリューション分野の需要に底打ち感が出て来ているほか、半導体市況の好転により産業分野の業績改善も見込まれることから為替が安定的に推移すれば達成可能だろう。しかし足元では1ユーロ=110円前後と、会社側前提(1ユーロ=120円)と大きく乖離している。
<11/3期は計画未達を予想する>
TIWでは11/3期業績について、1ユーロ=110円の前提に見直すなどの修正を行い、売上高2兆405億円(前期比1%増)、営業利益835億円(同27%増)と計画を下回る予想とした。今来期、主力である画像ソリューション分野の需要の底打ち感が鮮明になるとの見方は不変だが、為替影響で業績が変わるため、引き続き欧州の動向には注視したい。(高辻 成彦)
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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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