「エコメップ」の受注急増で11/3期大幅増益計画、中期的に収益拡大基調
<収益拡大基調、積極的な評価に変更なし>
株価は大幅に上昇した。11/3期業績の会社計画がサプライズとなって急騰した形である。想定以上の「エコメップ」の成長で収益拡大基調であることを考慮すれば、指標面で割高な水準とは言えないだろう。株価が急騰したため短期的には過熱感に注意が必要だが、中期スタンスでの積極的な評価に変更はない。
<11/3期は大幅増益計画、「エコメップ」の受注急増>
10/3期は減収だが大幅増益だった。電子・半導体向けが回復ペースを強めて「エコメップ」の受注が急増した。11/3期の会社計画は大幅増収増益である。「エコメップ」の受注が急増しているため会社計画は達成可能な水準で、91/3期以来となる過去最高純利益更新の可能性も高い。中期的にも、LEDや太陽電池など関連市場の拡大に伴って、収益の牽引役としての期待が高まる。(水田 雅展)
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