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クロスマーケット化

21世紀になって投資のキーワードは、

「グローバルセンス」

各論では、

グローバル&フラット化
クロスマーケット化
エキゾチック化

だろう。

グローバル市場は、

金融市場
商品市場

に分かれる。

「商品」にくわしい投資家は、グローバルセンスを持っているが
本物には、めったにお目にかからない。


金融市場は

●株式市場
●債券市場
●為替市場

に分かれる。

商品市場は

●エネルギー市場
●非鉄・貴金属市場
●農産物市場に

分かれる

21世紀になってこの6つがすべて連動している。

読者層が優秀な日経さんでも、デカップリング(非連動)などと言った
明白な間違った論調を展開していた。
もちろん、さりげなく間違いを認めていた。

しかし、株価が上昇したりすると
また新興国が好調だからといった論調の記事が多くあった。
学習効果があまりないので少し残念です。

新興国に行って、
「良い」ところと「悪い」ところを見れば
間違ってもデカップリング論などの話はない。(知らぬが仏です。)


リーマンショックがどうして今の不景気につながっているのか
今、何が起きているのか。
これから、どのような大変なことが起きるのか

残念ながら、ほとんどの人が理解していない。

たまに、投資家と名の付く人に説明すると
「変な人」扱いにされるので、わかる人しか話をしない…

いま、起きていることを必死で勉強して理解して対応しないと

一所懸命仕事をしても、忘れた頃に気の毒な結果になると思う。

「マネー」の知識は必要です。

ただ、残念ながら今起きていることは、
あまりにも複雑で理解することは困難でしょう。
有名な評論家では、無理です。


リスク商品が、

上がるときには、全部上がって
下がるときには、全部下がることが起きている。

クロスマーケット・デリバティブ・グローバルセンスがないと理解できない(・・?

しかし、いまだに分散投資の重要性を語る幼稚な専門家が多い。

ほっときましょう。(ひとりごとです!)

史上最強の投資家と言われる
ウォーレン・バフェット氏も同様の意味のことを言っている。

多くの学者は、アナログの世界しか知らない。

だから、一見立派な話をしているようだが
内容は、幼稚な話しかできない。

その証拠に

「学者のおかげで、今回の金融危機に対応できた!」

と言っている投資家を見ることはめったにない。

日本一学力が高い大学が、天下のT大学と思っている人もいる。
(世界で見ればT大学の学力ランクは上昇していない。)
実学が高いと評価されているのは、バンカラ風の北海道大学。

日本の世論をリードするT大学の学者が、本当に優秀であれば、
今回の世界危機に、早くから日本人投資家はリスク資産の比率を下げるなど、
リスク回避できたと思う。

人気番組のWBSでも日経平均 20,000円と予想していたコメンテーターが
立派な話をしているのをたまに見る。

1,000円~2,000円なら誤差の範囲ですが
10,000円も間違ったら「どこか専門家?」と思う。

「学者は、たいしたことない。」
「勉強ができるだけ」

と言っている投資家を見かけることは、あまりない。

もっとも、わたしなどは、勉強もできない。


投資は、おままごとでは、ない。

投資家は、リスクを背負っているので、
幼稚な市場関係者の話に付き合っているヒマはありません。

口先だけで、自分は成功していない市場関係者の話を聞いて、
少なくても「フン!」と言えるくらいの実力がないとダメでしょう。
そこがスタートラインだと思う。

しかし、当然日本にも、本物の実力者はいらっしゃる。
実力のある人は、自分で投資する。
実力のない人は、推奨するだけ。

競馬の予想屋さんと同じ

予想が当たったら、自慢するために、残っている。
予想がはずたら、さっさと店をたたんで、帰っている。

予想に自信がないから、馬券を流して買えと言う。

もちろん、自分は、買わない(^^ゞ


日本にも

商品先物の達人。
為替の達人。
株式の達人。

もちろん経営者でも、

素晴らしい人物は、いらっしゃる。(^_^)

ただ、本物の個人投資家は、あまり表にでない。
名もない地味な方が多い。しかし、オーラを感じる。

世界でビジネスをしているが、家は田舎にあったりする。

市場のクロスマーケット化を理解されている。

経営者やその参謀が
今起きていることを正しく理解していない会社は危ないと思う。
逆に理解している経営者には、大きなチャンスでしょう。

中国にビジネス展開しても多くの会社が失敗している。
成功している会社は少数派です。

勝ち組は、少数派だと再認識したいと思う。
株式投資も少数意見が勝つことが多い。


おしまいです。


PS.

アメリカの信用格付け会社S&P(スタンダード&プアーズ)に
アメリカ政策当局の財政支援がされているようだ。

S&Pは、実質アメリカのひもつき格付け会社なので
機関投資家からますます信用されなくなるだろう。
関連する記事が、日経ヴェリタス誌にも載っている。

大手証券会社(野村證券)の幹部の話を引用すると

「格付け会社は、偉そう!」
「本当に偉そうにしていたのですよ~」



「おごれる者は久しからず」でしょう。

わたしこと、資格試験の勉強もあり
質問されても答えないと思います。
他意はありませんので、ご了承願います。

この日記は、ひとりごと日記です。

最後に

わたし自身に言い聞かせている

世界多くの人に読まれている「新約聖書」より

「コリント人への第一の手紙」より引用

礼を失せず、自分の利益を求めず、
いらだたず、恨みを抱かない。
不義を喜ばず、真実を喜ぶ。


今週は、時間なしで日記なしです。
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