はるるっぴさんのブログ
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経済危機への一考察
はるるっぴさん
投稿:2010/5/19 20:29
更新:2010/5/21 21:23
先日、午後2時頃に遅い昼食を食べていると
お客さんも少ないこともあり
店長らしき人が、銀行員と電話で交渉していた。
「利息だけ支払って、元本の返済を猶予したいので相談したいわ～」(・。・)
と話をしていたのがよく聞こえた。
「返済猶予」申請が増えているようだ。
食事は、美味しかったので
わたしは、また食べに行こうと思ったが
飲食店も厳しい現実の中にある。
さて、
経済危機を解決するには
経済の血流でもある「金融」の危機を解決する必要がある。
不良債権を引き離して
その分、融資を削減しないとなかなか解決できない。
副作用もあるのが
「急がば回れ」とすることわざもある。
不良債権を冷蔵庫に入れているようでは
問題は解決しない。どっかで問題になる。
不良債権を隠している銀行は、貸し渋りをする。
優良資産ではなく、不良資産なので当然でしょう。
昨年の日経ヴェリタス（2009年8月30日記事の引用）
三井住友銀行トップの記事にもヒントがある。
証券化商品について
「利回りが低いという議論が市場部門から上がってきました。じゃあ売ろう」と
(・_・;)
もともと、証券化商品は、20円～30円の値打ちしかなかったものを
100円で売って利回りが高いと言われていた。
しかも、品質保証（AAA）のマークまで付いていた。
利ざやの取れる安定した融資先の少ない一部の金融機関は
何に投資しているのかわからないような複雑怪奇な金融商品を
品質保証マークを信じて買っていた。
（かっこ悪いから持っていることを隠している金融機関もあるだろう。）
中味は「毒まんじゅう」だった！
「金融時限爆弾」と言う人もいる。
(>_<)
「毒まんじゅう」を冷蔵庫にいれても
いつまでも食べることはできない。
どのまんじゅうに毒がはいっているのかすらわからない？
「時限爆弾」を冷蔵庫に入れると、しばらくは爆発しないが
誰かが、冷蔵庫を開けたとき、「何これ～」と言われるでしょう。
「時限爆弾」とわかったら、普通は逃げるでしょう。(・o・)！
証券化商品の「優先劣後構造」を理解する必要がある。
TARPにより不良債権を切り離して
問題を解決すべきだった。
しかし、あまりにもデリバティブの市場が膨らんでいたので
金額が、全く不足していた。
結局、GM、フォードなどの救済に使われてなくなった。
立派な経済学者の中には、銀行が悪いことをするといった
初歩的なことを頭に入れていない人もいる。(・・?
人間には、ダークな側面もある。
（三菱UFJモルガン・スタンレー証券 藤戸氏の言葉を引用）
先日、お会いしたある投資家が
「三菱USJなんとか証券」と言っていた…
経済危機劇場は、最悪期を過ぎたと思いたいが
現実は、事前の宣伝と主な登場人物の紹介が終わったところ。
これから劇の幕が開くかもしれません。
もちろん中止になってほしいと思う。
明るく行きたいので、楽観論は、歓迎したいが
安易な楽観論には、引き続き注意が必要かもしれません。
おしまいです。
PS．
先日、知人が買ってきた本を見せてくれた。
「いつも売り切れで、4回買いに行ってやっと買えた！」と言っていた。
わたしも目を通しました。
内容が正しいかどうかは、別として
売れているようです。
その本のタイトルは
「日本経済の真実」
ある日、この国は破産します
辛抱 治郎氏、辛抱 正記氏著
…
機会があれば、明るい話も書きます。
ご退院よかったですね！
わたしこと、今度コンサートに行くことになりました。
2階席の一番前のよい席をゲットすることができました。(*^^)v
ジャズのようなカッコいいものではありませんが・・・
先日、美術館にも行ってきましたが
やっぱり芸術は、いいですね。
＞でも日々の生活､生きることには明るく送っていきたいと常に思っている私です！
同感です！
では、また。
こんにちは
お元気ですか？
今日退院なのでうれしくって！
少しｺﾒﾝﾄさせてください｡
NY日経平均下げはじめましたね｡｡
どうなるのでしょう･･･
＞その本のﾀｲﾄﾙは
＞｢日本経済の真実｣
＞ある日､この国は破産します
…
日本はだめになってしまいのでしょうか････
不安です
＞機会があれば､明るい話も書きます｡
はるるっぴさんが本当の意味で明るい日記をいつか書いてほしいです｡
今経済は暗いです｡
でも日々の生活､生きることには明るく送っていきたいと常に思っている私です！
先日の日記にｲﾝﾄﾞに行かれたとありました｡
ｲﾝﾄﾞにも未だ行ったことがないです｡｡
聖地､ﾊﾞﾗﾅｼだったでしょうか？
いってみたいところです｡
日記いつも楽しみにしています｡
それでは失礼します｡｡