イーグル作戦

[はるるっぴさん]

ひとりごと日記です。

休日、パナソニックの若手幹部候補生と2時間くらい話をした。
会社についてから、目的の建物まで15分かかると言っていた。
工場が大きい。

話をしていると日本の未来は、明るいと思ったりもする。
知識と話題も豊富で守備範囲も広いと感じる。
視点の先は、やはり世界だった。

さて、

以前、お会いしたメガ（銀行）の支店長の言葉から

支店長は

「商品は、難しいのでうち（銀行）では販売していない。」

と言っていた。

「難しい」と言うことの意味をまず理解したい。

その理解の前提で書きます。


わたしの知っている投資家の話です。

その人の言葉を借りれば

「イーグル作戦」と言う？

まず、その投資家は、「表向き」の専門家と違うので
プラチナの価値を、自分で勉強して理解している。

自動車触媒とか、「代用品」とか南アフリカの鉱山会社が
どうのこうのとか、あまり気にもしない。

「プラチナの価値」「需給」「世界経済の動向」などを
自分なりに勉強されている。

表に出ないプロのプラチナ投資家の意見は参考にする。
プラチナの価格が金（ゴールド）の価格より下がったらチャンスと言っていた。

まず教科書的に簡単に書くと

プラチナは、金（ゴールド）の１／２０から１／３０くらい

「モノ」がない。

採掘されるところも、南アフリカやロシア、北米など限られている。
現代の最新のハイテク技術をつかっても鉱山は、なかなか発見できない。

美しいだけでなく、希少価値がある。(・。・)

その用途は、自動車触媒や宝飾品も多いが
投資用も増える可能性がある。

プラチナは、現物の「モノ」が少ないこともあり
価格は、ジェットコースターのように乱高下することもある。(>_<)

先物はプロの世界です。

（われこそは、素人と思う人は、やめときましょう。）
（先物をするには、かなりのお金も必要です。追証をさばかないといけない。）

その長期投資家も、「現物」しか興味なく
それが、プラチナイーグルコインだった。

時計やメガネ（フレーム）もプラチナ製のブランド品は、
目が飛び出るほど、高い値段がしている。

(・。・)！

高級眼鏡店の店長と話をすると
プラチナが普通の値段で手に入らず
プラチナから、ホワイトゴールドのフレームに変えていると聞いた。

アメリカもプラチナイーグルコインを
数年前から、日本に販売してくれなくなっている。

ウィーン金貨とは、また違う感じの
美しいコインだと思う。


それを早くから先回りして買っていたのが
その長期投資家だった。

プラチナが暴落していた前後に
売っているプラチナコインをたくさん買ったらしい。

（わたしが、買いに行った時は売っていなかった…）

昔から、買っていたプラチナコインも持っていると聞く。

適当に売って利益を確定している。

その長期投資家は、

今は、金融危機で株式投資は難しいので休んでいるが、
安いときに買ったプラチナコインをたくさん持っているので

貴金属価格が上昇すれば

プラチナコイン売り、金コイン売り

下落すれば

金コイン買い

のポジション？をとっていたと言っていた。

（単位は、1オンス2～3個）

プラチナコインの実弾が減ったので
もう売れないとも言っていた。(^_^;)

早く売りすぎて失敗したとも言っていた。

（プラチナコインは、分散して売りやすい。）

この地味な投資戦略を「イーグル作戦」と言うらしい？

今は、プラチナコインは、安い値段で手にいれることは難しいので
新しい作戦を聞いている。

機会があれば、書きたいが、
もちろん、すぐに儲かるような話ではありません。
（いわゆる儲け話ではありません。）

個人投資家の最大の武器「時間」が必要です。


相場の格言

「知ったらおしまい。」

まだ、あまり知られていない価値のあるものを
先回りして買うのが長期投資家です。

おしまいです。


PS．

プラチナ投資は、現物でも価格変動が激しいので
「売り」も考える必要があります。
プラチナ積立をするなら、忘れることができるお金で積立すべきでしょう。

投資に自信のない投資家には、金（ゴールド）投資がよいと思います。

金（ゴールド）は、プラチナと違い無国籍通貨としての価値もある。
ただし、金も短期的には高値圏にあるかもしれません。
基本は、余裕資金の10%～20％くらいです。

金投資を「本格的」にするには、インドに行く必要がある。

くわしくは、真面目な金の専門家へ（豊島　逸夫氏など）


（PS．追加）

ギリシャ問題が引き続き話題になっている。
一部のマスコミなどでは、この問題があたかも解決したように報道されているが

そんなはずはない。

ギリシャの首脳は、言わなくてもよいのに言ってしまった。

「われわれよりもっと危ないのは、ポルトガルだ！」

ポルトガルも危ないらしい…

明るい話題を捜します。