TIW藤根 靖晃さんのブログ
ブログ
【栗田工業】来期の超純水供給事業は今期並みの水準を予想。新…
来期の超純水供給事業は今期並みの水準を予想。新規案件の獲得に期待
<株価に割安感が強まる>
最近の軟調な株価推移で割安感が強まっている。今期を底に来期からは増収増益基調に転じる公算が高いこと、超純水供給事業では新規案件を獲得する可能性があることなどから株価は今後反発局面を迎えるとTIWでは予想。景気動向に左右されにくい収益構造を構築し、不況下でも高収益を維持できる経営力は改めて評価できよう。
<3Qは高収益事業の伸びで営業増益を確保>
10/3期3Q累計(4-12月)は、前年同期比11%減収、4%営業増益。売上は工場稼働率の低迷や装置需要の減少、メンテナンス頻度の低下などから2桁減収ながら、高収益の超純水供給事業の大幅拡大を背景に増益を確保。通期営業利益計画は据え置かれているが、余裕含みではなくなった印象。
<超純水供給では新規案件に期待>
来期の水処理薬品は顧客の工場稼働率回復による緩やかな需要回復で、増収増益をTIWでは予想。水処理装置も今期低迷したメンテナンスが来期は増収に転じるとみる他、今期大幅伸長した超純水供給事業も、プラス要因とマイナス要因が相殺しあい、来期もほぼ今期並みの350億円前後の売上をTIWでは想定している。超純水供給事業は国内半導体工場の新規案件の獲得に期待したい。(服部 隆生)
---------------------------------------------------
コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
---------------------------------------------------
-
関連銘柄:
栗田工業(6370) -
タグ:
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。