坂本彰さんのブログ
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知名度の高い銘柄の弱点とは?
トヨタ 7203の株価が連日下落しています。
1月15日の終値4200円から、2月1日の終値3450円
まで、一気に約20%も下がってしまいました。
発端は一連のリコールネタですが、業績に
どれくらい影響が出るかわからない段階から
売られ続けております。
客観的に見てみると、なぜこんなに売られてしまうのか
不思議に思えるのですが、やはり保有者にしてみれば
損をする衝動にかられ売りたくなるのでしょう。
こうなった理由には
・今期も赤字予想にも関わらず、業績回復を
見込んで買っていた人が見切り売りをした。
・株価の急落を見て、耐えられなくなり
投げ売り。
・繰り返すニュースに不安が広がった。
など色々あるでしょうが、業績云々よりも
失望、見切り売りのほうが強い感じがします。
それに加えて、連日繰り返し広がっていく
リコール台数や報道に動かされる人も多く
なっているのでしょう。
会社の価値というのはある程度一定なのですが
株価に限っていえば非常に流動的です。
今回のトヨタはわかりやすい例なのですが、こういった
パターンは前のJAL、東芝などいくらでもあります。
知名度の高い銘柄はマイナス部分もクローズアップ
されやすく、業績に関わらず大きく株価が動いて
しまいます。
保有者はかなり苦しい思いをすることになりますので
銘柄選びとしては注意が必要です。
http://saig.livedoor.biz/archives/1659522.html
たしかに有名な銘柄はそういったリスクが大きいですよね。
ライバルの日産自動車もかつては二百円代まで徹底的に売り込まれていたようですが、そう考えるといわゆる有名どころゆえプレミア評価されている銘柄は要注意だと思いました。