エイサー、日系PC事業買収を示唆

[木下 晃伸さん]

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台湾 2009年12月1日（火曜日）
エイサー、日系PC事業買収を示唆［ＩＴ］
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※Acer Incorporated (Public, TPE:2353)

http://www.google.com/finance?q=TPE%3A2353


宏碁（エイサー）の王振堂董事長はこのほど、複数の新たな買収対象と接触
していると明らかにした。「例えば日本のパソコン（PC）メーカーはもはや
PC関連に重きを置いておらず、買収は双方にメリットがある」と述べ、日本
企業のPC事業買収を示唆した。


同社のジャンフランコ・ランチ執行長は先週の日本での記者会見で、日本の
ノートPC市場でシェア3位内を目指す方針を明らかにしている。ランチ執行
長は、日本のPCメーカーは経営資源をPC分野へ投入する規模が小さく、新商
品を発売するペースも遅くなっていると指摘、軽量・薄型が好まれる日本市
場で、CULV（コンシューマ向け超低電圧）機種を軸に低価格を打ち出す考え
を示した。


米IDC（インターナショナルデータコーポレーション）によれば、第3四半期
の日本のノートPC市場では、NECと富士通、東芝が上位3位で、4位が米デル、
5位がソニー。上位3社の出荷量35万台前後に対し、エイサーは12万8,000台
で6位だった。11月30日付電子時報が伝えた。


※ニュース提供／NNAニュースアジア版（http://news.nna.jp/）
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