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外国為替市場で円相場が14年ぶりの高値。

木曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、10月新築住宅販売が大幅に上昇したことや新規失業保険申請件数が大幅に減少したことが好感され上昇したが、外国為替市場で円相場が円高基調に振れたことから売りが先行して寄り付いた。その後、日経平均の下げ幅は一時110円を超える場面も見られたが、連日下落していた反動から押し目買いが入り前引けにかけて下げ幅を縮小した。
後場に入ると、外国為替市場で円相場が1ドル=86円台前半まで上昇し14年ぶりの高値となったことから輸出関連銘柄を中心に売りが入り、日経平均は前日終値付近でもみ合う展開となった。
業種別TOPIXでは、不動産、鉄鋼、証券が上昇した一方、ガラス・土石、鉱業、精密機器が下げた。個別では、ディー・エヌ・エー、新生銀行、ラオックスが高い。半面、旭硝子、T&Dホールディングス、いすゞ自動車が下げた。

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