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【三菱電機】上期業績はほぼ想定内。経費削減の上積みで売上の…

上期業績はほぼ想定内。経費削減の上積みで売上の弱含みを吸収する構図

<上期業績はほぼ想定内の内容>
10/3期上期業績は売上1兆5,294億円(前年同期比19%減)、営業利益156億円(同88%減)。計画に対し売上は若干未達の一方、営業損益は156億円過達であるが、もともと利益面で保守的な計画とTIWでは見ていたので、ほぼ想定内の内容。通期業績について会社側は売上予想のみ1,300億円引下げたが、産業メカトロニクス(以下、産メカ)と家庭電器の下ぶれを反映。売上見通しの弱含みを受け、同社では固定費削減額を年間600億円と200億円上積みした(上期300億円削減済み)。現在の株価に特段の割安感は見られない。本格上昇には産メカの収益回復の加速を確認することが条件になるとの従来見方に変わりはない。 

<太陽電池は海外で苦戦>
売上が想定より弱含みに推移、それを経費削減の上乗せでカバーする構図は他の電機大手と同様で、改めて事業環境の厳しさを示している。通期営業利益は全体で据え置きながら、産メカを引上げた一方、家庭電器を大きく引下げた。産メカはFA機器の受注回復も当初期待した程の勢いはなく、売上見通しは下方修正されたが、損益面は費用圧縮を徹底したことで上ぶれ。家庭電器はエアコンと太陽電池が苦戦。太陽電池は欧州が足を引っ張り通期で4割近い減収の見通し。
リスク要因は、FA分野・設備投資の低迷、原材料価格の高騰、製品価格下落の加速、為替レートの変動など。

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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