印タタ自動車の7~9月期、単体純利益2.1倍

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印タタ自動車の7~9月期、単体純利益2.1倍

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● 【本日のニュース】/印タタ自動車の7~9月期、単体純利益2.1倍
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インド自動車大手のタタ自動車が26日発表した7~9月期の純利益(単体)
は、前年同期比2.1倍の72億9140万ルピー(約144億円)だった。政府の景気
刺激策が追い風となり、主力の商用車と乗用車の販売がともに増加。売上高
は同12.7%増の792億4070万ルピーだった


(2009/10/26付日経速報ニュースより抜粋)


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【ニュースの深層】同じ視点でパフォーマンスに100%の差が出る
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■いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。


経済アナリスト、木下晃伸です。



■自動車メーカースズキと言えば、インドで成功している日本の中でも希有
な会社。


そのため、私も含めて投資家の人気が高い企業の1社と言えるでしょう。


理由は、利益の成長性に期待が持てるから。


しかし、同じ理由で仮にインド、シェア3位のタタ・モーターズに投資をし
ているとしたらどうか。


なんと、ここ1年間で、リターンに100%以上の差が出ているということ
になります。


為替換算を省き、単純計算で言えば、1年前にスズキに100万円を投資し
ているとすれば、現在約185万円になっています。


では、タタ・モーターズはと言えば、約300万円にもなるのです。



■同じ理由で注目していても、スズキはどうしても米国や日本国内に足を引
っ張られてしまう。


インドの成長に投資するなら、インドそのもので成長を遂げる現地企業に投
資すべき、ということを改めて感じさせられます。


たった1年でこれだけの差。


私はこれから数年で、さらに差は拡大していくものと考えています。一歩ず
つでも海外投資へ足を踏み出した投資家には、大きなリターンが待っている
と強く感じています。



(文責:木下晃伸 きのしたてるのぶ)



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【(2009/10/27)本日の内容】株価続落は下落の始まりか、一過性か
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