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前場解説

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前場お疲れ様です。前場解説です。昨日のNY市場は、企業の好決算を手掛かりにダウは前日の下げ幅を上回る大幅高となり1万ドルを回復、これを受け本日の日経平均は、寄り付き前から買いが集まりギャップアップしてのスタートとなりました。しっかりとした相場にはなっていますが、ドル高、円安に振れているのにも関わらず、輸出関連株が一方的に買われる展開でもなく、銀行株の動きもまちまちで、方向感のないもみ合う展開となっています。やはり週末で来週から国内決算発表が本格化する前とあって、見送りムードが強いようです。前場の日経平均は、前日比+63円の10330円と反発して取引終了しております。セクタ別では、とくに目立って堅調なものはみられないですが、紙・パルプ、建設、海運、食品、その他金融、不動産などがしっかりで、反対に電気・ガス、ゴム、ハイテク、保険、石油などは軟調でした。個別ではタッチパネル関連銘柄のワコム(6727)がレーディング引き上げから大幅高、ファーストリテイリング(9983)や東芝(6502)には機関投資家からの買いもみられたようです。あとジャスダック新規上場銘柄DWTI(4576)がストップ高直前まで上昇、ACCESS(4813)も堅調で新興市場へ短期資金が向かっている可能性があります。後場にかけては週末ということもあり、物色対象は個別株に向かってきそうです。前場の日経平均の幅は30円で、ボラティリティーが小さく、先物売買高も少なくなっています。注目としては新興市場の動き、ドル円、上海市場の動向などで、後場も新興へ資金が向かうのであれば、東証主力銘柄は上値を追いづらい展開も予測されます。決算前で動きの出にくい展開になりそうですので、様子を見ながら慎重にいきたいと思います。それでは後場もよろしくお願いします。  ←ランキング落ちたのでクリックお願いします^^
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