TAROSSAさんのブログ
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コンビニの9月売上が過去最大の減少率、かつ4カ月連続で減少
9月の主要コンビニエンスストア11社の売上高は、既存店ベースで前年同月比5.6%減の6,055億円となり、記録のある平成11年以降、9月としては過去最大の減少率だったそうです。
また、前年実績を下回るのは4カ月連続とのことです。
新店を含む全店ベースでも、店舗数が2.2%増えているにもかかわらず2.9%減の6,548億円と3カ月連続でマイナスとなったようです。
「タスポ」導入による“ついで買い”特需が7月に一巡したことが、前年割れの要因になっているほか、今年は上旬から中旬の気温が低下し、8月に続き清涼飲料水などの販売が振るわず、平均単価を押し下げたようです。
平均単価は既存店ベース、全店ベースともに3.0%減となり、ともに10カ月連続で減少したそうです。
コンビニの不振はタスポや気温の低下だけではないと思いますが...
主力の弁当の値下げとお茶の値下げは自殺行為でした。
これで、スーパーと変わらない業態になった。
期限切れを安売りしたものだから、正規の値段で売れない。
公取りも企業の衰退に手を貸しました。
すべては社長達が悪い。
弁当の問題はあるでしょうね。
最近はスーパーもけっこう遅くまで開いているので、東京に来てからもあまりコンビニには行っていません。
経営者がこれからどんな手を打ってくるか、期待はしてみましょう(あまり期待できないかもしれませんが...)。
taspo効果の裏返しだけでは説明の付かない局面を迎えているようです。
CVS業界は飽和状態になって久しい状況の中、客数の急激な増加は望めないように思います。
本部の規模の大小だけでなく、小売業としての個店毎の質の向上が必要なのではないでしょうか。
これからはお客さんの急増は難しいでしょうね。
店の質も関係してくるでしょうね。