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【ファーストリテイリング】10/8期は売上・利益ともに過去…

10/8期は売上・利益ともに過去最高を更新へ

<中長期の成長期待は大きい>
株価は、分割(02年)後の上場来高値(14,550円、08年12月18日)更新を視野に、上値を追う展開を予想する。この理由として、(1)10/8期業績が2桁の増収増益となりそう、(2)グローバル戦略の進展で海外からの収益貢献が本格化する、(3)3,000〜4,000億円規模の大型M&Aを想定している、(4)中長期の成長ポテンシャルを考慮すれば今来期のTIW予想PERに特段の割高感がない、などが挙げられる。

<09/8期の営業利益は8年ぶりに最高益を更新>
09/8期は、売上高6,850億円(前期比17%増)、営業利益1,086億円(同24%増)となった。3Q累計(9-5月)決算時に発表した修正計画線での着地である。業績を牽引したのは主力の国内ユニクロ事業。ヒートテックやブラトップなど機能性商品の大ヒットに、キャンペーン増による集客効果が加わり、既存店は+11.3%(客数+9.6%、客単価+1.6%)と伸びた。一方、海外ユニクロ事業も計画通りの進捗となり、営業利益16億円(前期比5.3倍)を計上した。

<10/8期は好スタートを切った>
10/8期も計画を上回るペースでの推移を予想する。国内ユニクロ事業の既存店前提が+3.0%と保守的なことに加え、海外ユニクロ事業の収益が大幅に増加する見通し。なお、新年度入りした9月の国内ユニクロ事業の既存店は、+31.6%(客数+22.8%、客単価+7.2%)と好調だった。リスク要因は、天候不順による季節商品の不振。

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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