バブル時【株主優待】銘柄を買ったらどうなったか?終

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バブル時【株主優待】銘柄を買ったらどうなったか?終

前回の続きバウ

⑮【9077】名鐵運輸

<11月>1000株 2000円分宅配券(1品につき500円券1枚使用可)
↓変更 
< 3月>1000株 2000円分宅配券(送り状1枚につき500円券1枚使用可)

※1998年3月末は変則決算に伴い優待実施せず

92、3 1:0、2(1200円)

高値
1989年10月    110万0000円-
2009年 3月26日  10万6000円
分割端株分考慮修正後   12万7200円+
配当全額+株主優待    10万5800円=

            -86万7000円

89、11 5000円+2000円
90、11 5000円+2000円
91、11 5000円+2000円
92、11(5000円→6000円)+2000円
93、11(5000円→6000円)+2000円
94、11(5000円→6000円)+2000円
95、11(5000円→6000円)+2000円
96、11(6000円→7200円)+2000円
97、11(3000円→3600円)+2000円
98、3変(1000円→1200円)+   0円
99、3 (3000円→3600円)+2000円
00、3 (3000円→3600円)+2000円
01、3 (3000円→3600円)+2000円
02、3           0円+2000円
03、3           0円+2000円
04、3 (3000円→3600円)+2000円
05、3           0円+2000円
06、3 (3000円→3600円)+2000円
07、3 (3000円→3600円)+2000円
08、3           0円+2000円
09、3           0円+2000円


⑯【9828】元気寿司

<3、9月>1000株 半期毎に15000円分食事券
↓変更
利用箇所の付加 グルメ杵屋の全店でも利用可

1995年3月 分1→1、1(1100株)
1996年3月 分1→1、1(1210株)
1997年3月 分1→1、05(1270株)

高値
1994年4月    362万0000円-
2009年3月26日 124万5000円
分割端株分考慮修正後 158万1150円+
配当全額+株主優待   64万0120円=

          -139万8730円

95、3( 8000円→4000円+4400円)+3万円
96、3( 8000円→4400円+4840円)+3万円
97、3( 8000円→4840円+5080円)+3万円
98、3(10000円→12700円)+3万円
99、3(10000円→12700円)+3万円
00、3(10000円→12700円)+3万円
01、3(10000円→12700円)+3万円
02、3(10000円→12700円)+3万円
03、3(12000円→15240円)+3万円
04、3(10000円→12700円)+3万円
05、3(10000円→12700円)+3万円
06、3(10000円→12700円)+3万円
07、3(12000円→15240円)+3万円
08、3(12000円→15240円)+3万円
09、3(12000円→15240円)+3万円


⑰【9899】サンデーサン

<3、9月>1000株 半年毎6千円分食事券
↓2000年変更
<3、9月>1000株 半年毎1万円分食事券

1991年3月 無1:0、1(1100円)

高値 
1991年3月    140万0000円-
2009年3月26日  52万5000円
分割端株分考慮修正後  57万7500円+
配当全額+株主優待   38万5850円=

           -53万6650円

91、3(半)(4000円→4400円)+6000円
92、3(6000円→6600円)+12000円
93、3(6000円→6600円)+12000円
94、3(6000円→6600円)+12000円
95、3(4500円→4950円)+12000円
96、3(4500円→4950円)+12000円
97、3(6000円→6600円)+12000円
98、3(6000円→6600円)+12000円
99、3(6000円→6600円)+12000円
00、3(6000円→6600円)+12000円
01、3(6000円→6600円)+2万円
02、3(6000円→6600円)+2万円
03、3(6000円→6600円)+2万円
04、3(6000円→6600円)+2万円
05、3(4500円→4950円)+2万円
06、3          0円+2万円
07、3          0円+2万円
08、3          0円+2万円
09、3          0円+2万円


⑱【9900】サガミチェーン

<1月20日、7月20日>1000株 半期毎に1万5千円分食事券

92年1月 分1→1、4(1400株)
93年1月 分1→1、1(1540株)
94年1月 分1→1、05(1617株)
95年1月 分1→1、1(1778株)
96年1月 分1→1、1(1955株)
97年1月 分1→1、05(2052株)

高値
1991年11月    391万0000円-
2009年 3月26日  91万8000円
分割端株分考慮修正後  188万3738円+
配当全額+株主優待    97万6308円=

           -104万9956円

※但し、分割後の株のうちから1000株を名義変更するか、一旦売却してから家族が同値で買い戻した場合は、あと
1000株分の優待獲得分36万円を追加

           - 68万9956円

1992、1(半)(8000円→11200円)+1万5千円
1993、1( 8000円→ 5600円+ 6160円)+3万円
1994、1(10000円→ 7700円+ 8085円)+3万円
1995、1(11500円→ 9702円+ 9779円)+3万円
1996、1(13000円→10668円+13685円)+3万円
1997、1(15000円→12707円+17442円)+3万円
1998、1(15000円→30780円)+3万円
1999、1(15000円→30780円)+3万円
2000、1(15000円→30780円)+3万円
2001、1(15000円→30780円)+3万円
2002、1(15000円→30780円)+3万円
2003、1(15000円→30780円)+3万円
2004、1(15000円→30780円)+3万円
2005、1(15000円→30780円)+3万円
2006、1(15000円→30780円)+3万円
2007、1(15000円→30780円)+3万円
2008、1(15000円→30780円)+3万円
2009、1            0円+3万円


⑲【9919】関西スーパーマーケット

<3月>1000株 3000円相当品
↓変更
<3月>1000株 3000円分買物券またはお米5㌔

1992年3月 1→1、2(1200株)
1993年3月 1→1、1(1320株)

高値
1992年2月    297万0000円-
2009年3月26日  80万0000円
分割端株分考慮修正後 105万6000円+
配当全額+株主優待   45万2820円=

          -146万1180円

92、3(半)(10500円→12600円)+3000円
93、3(15000円→9000円+9900円=18900円+3千円
94、3(15000円→19800円)+3千円
95、3(15000円→19800円)+3千円
96、3(16000円→21120円)+3千円
97、3(16000円→21120円)+3千円
98、3(16000円→21120円)+3千円
99、3(16000円→21120円)+3千円
00、3(16000円→21120円)+3千円
01、3(16000円→21120円)+3千円
02、3(16000円→21120円)+3千円
03、3(16000円→21120円)+3千円
04、3(16000円→21120円)+3千円
05、3(16000円→21120円)+3千円
06、3(16000円→21120円)+3千円
07、3(16000円→21120円)+3千円
08、3(18000円→23760円)+3千円
09、3(18000円→23760円)+3千円


⑳【9924】ドミー

<11月>1000株 3000円相当品

高値 
1994年6月     134万0000円-
2009年3月26日   50万0000円+
配当全額+株主優待    17万4600円=
               
            -67万6000円

95、5  8000円+3千円
96、5  8000円+3千円
97、5  8000円+3千円
98、5  8000円+3千円
99、5  8000円+3千円
00、5  8000円+3千円
01、5  8000円+3千円
02、5  8000円+3千円
03、5 10000円+3千円
04、5 10000円+3千円
05、5 10000円+3千円
06、5 10000円+3千円
07、5 10000円+3千円
08、5 10000円+3千円
09、5(半)5000円+3千円


【総評】
 まずは、せっかく見ていただいたのに20例のうち全部が全部マイナスで終わるという極めてしらける結果に終わりましたことを深くおわび申し上げますバウ。

 ほとんどの銘柄が最高値をつけたバブル期。株主優待銘柄も当時すでに200社くらいあったバウが、例外なくその後、当時の最高値を更新した銘柄はほとんどなく、長期保有したとしていくら配当金と株主優待をあてがっても元本は未だに回復できていないものが普通ばう。
 これまでにあげた20社はそういった普通の結果が見てとれる事例であり、あと数十年から100年程度保有しなければ元本は回復し得ないであろう誠に悲惨というほか無いような銘柄も含まれている。

(いつかはまた太陽も昇る日もあるかも知れませんが・・・)
http://www.youtube.com/watch?v=mqa841j_A1U


 このように、高値圏で長期保有目的に株主優待銘柄を買うととんでもないことになってしまう事が分かる。

 
↓字数制限のため、下記に続くばう

 


 
 

 

 
 
 















            


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2件のコメントがあります
  • イメージ
    黒鮪殿下さん
    2009/10/1 05:51
    熊さん  お早うございます

    いつも素晴らしい大作を有り難うございます。

    私が大作を作ろうとすると、いつも送信するころには、再ログインお願いします攻撃に会って、内容は全て消えてしまいます。

    私が察するに熊さんもそういう目に会われたかと思います。

    ファンは楽しみにしているので負けないで下さい。

    私はどちらかというと、デイトレ型より優待・配当型なのですよ。

    26年間で損益-3100000です。

    配当があるので、実質0かな?

    優待は丸得です。
  • イメージ
    地球猛獣群さん
    2009/10/1 02:30
    【総評】(続)

     しかし、こうなったのはその株式の上場企業の全責任ではなく、バブル期、高値になるまで、株を買占めあったバ〇(銀X、証X、保X、仕手、その他)のせいによるところが大であり、それに、てんつくてんつくついていって高値の株を買ってしまった優待目当ての投資家も決して自らを被害者とは呼べないうかつなところがあったともいえる。
    例)秀和が引き起こした稲毛屋忠実屋事件に絡んだ、いなげやの株価の暴騰。あの時点では絶対買ってはいけない株主優待銘柄の代表みたいなものだったばう。しかしながら、現在は、配当も優待も非常に安定的でいなげやでお買物する人だけには、きわめて堅実な株主優待銘柄の一つだとは思うばうなぁ
    ばう、ばう。

     いかに長期有利の株主優待銘柄といえども、高値圏(好況下)で買うことは、長期的成長が見込まれる銘柄を除いては基本的に厳禁であり、不況を待ってから買ったほうが良いということになる。

     もしも、そういう時に買ってしまったら、優待に構わず利益の出ているうちに売るか、早めに損切りするほかない。

     それでも、損切り出来ずに、長期的に配当金と優待とで元本修復を目指すなら、ある程度配当と優待による補修が済んだ後に好況が来て株価が戻りだしたのならば、多少元本に足りなくても、そこで売ったほうが、数十年分の節約になる場合も多いと思うばう。

     株主優待は、株主優待を出してくれる母体が存在・継続することが大前提ばうから、

     赤字まみれのところや、じり貧のところ、援護してくれる強力な親会社が存在しないところ、黒字を続けていても、売上高が年々どんどん減っているところ、借入金が膨大で優待の原資があやぶまれるところ、子会社に業績が芳しくないところを抱えているところ、反対に親会社の業績が思わしくないところ、以前に優待を改悪したことのあるところ、配当金が無配だったことのほうが目立って多いところ、株主優待ばかりが有名で何を実際に行っているのか非常に分かりにくい銘柄、優待廃止・改悪が盛んに行われている業種の優待銘柄などは遠慮したほうがいいバウ、


     逆に、優待自体はあまりうまみがなくても、配当金を年々増配か、業績をじりじり増益をしているところ、優待内容が時々改善されているところ、毎回きちんと配当金をだしているところ、業績・株価が鉄板のように硬直的なところ、古くから株主優待を続けているところ、財務内容の良いところ、無借金のところ、たまに株式分割をしているところ、親会社がしっかりしているところ、優良な子会社を持っているところ、もう知名度は抜群であろうにそれでも株主優待を実施しているところ、全国的でなくても地域で不動な存在と呼べそうな銘柄等が良い。


     簡単にいうと、どんなに不況になっても株価がこれ以上は下がらないだろう価格帯が高い位置の株主優待銘柄が良い。


     逆にどんなに優待利回りが良かったとしても、いざ不況ともなれば、どこまで株価が下がるかも分からない銘柄は良くない。

     もっと、はっきりいえば、限界利益率の高い株主優待銘柄が一番無難であるといえる。

     それと余談ばうが、株主優待銘柄は大きく次の種類に分けられるばうな。

    ①株主優待自体はあまりは豪勢ではないが、長期的に、業績も配当も良くなっていくだろう堅実な株主優待銘柄

    ②業績・株価・配当・優待が極めて普遍的で、中程度~くらいの豪華さを有する株主優待を出している株主優待銘柄

    ③業績が黒字ながら一進一退でたまに赤字も出すが、かなり良い優待を継続してだしてくれる株主優待銘柄。この場合2~5年間は株価の下落分の回復期間であることがほとんどと思われる。

    ④慢性的な株価下落・低迷を続行、業績は黒字がたまにあるほかは不振続きで赤字である事がしばしばという危険性の高い、無配も目立つ、超高利回り優待を出してくれる株主優待銘柄。この場合、優待廃止・改悪・休止、あるいは倒産・上場廃止さえなければ、配当+株主優待の利回りだけで、10年もまたないうちに数割~倍くらにになることも可能と思われる。

    ⑤ほとんど魅力もなく利回りも低いノーマルな株主優待を出している人気の低いノーマルな株主優待銘柄。

    ・・・・まあ、個人個人の好みによるばうが、銘柄選びさえ間違えなければ、バブル期に高値をつけた株主優待銘柄であっても、その後、高値を実質更新したものや、株の時価+配当金+株主優待の合計でバブル期の高値で投下した元本+αになった銘柄(この日記は、あくまでも、株主優待の危険性について注意喚起することを目的としているため、たった200ちょいくらいしか分母がないもので、賢い皆様ならすぐに知れる事だと思いますから、はっきりどことは申し上げられませんが、、、)も2009年3月26日時点で実在したとだけ申し上げて終わりますバウよ。

    ばう、ばう~~~^^

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