小咄の快楽

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2009/09/24 - ユリウスさんの株式ブログ。タイトル:「小咄の快楽」 本文: 翔年は小咄がすきだ。それも短くて切れ味のいいものを好む。雑誌「フォーサイト」に載った名越健郎氏の ”Current Anecdotes”が好みにピッタリなので、無断拝借してお眼にかけたい。

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小咄の快楽

ユリウスさん
ユリウスさん
 翔年は小咄がすきだ。それも短くて切れ味のいいものを好む。雑誌「フォーサイト」に載った名越健郎氏の ”Current Anecdotes”が好みにピッタリなので、無断拝借してお眼にかけたい。

(その1)
 退陣した麻生前首相の自宅に電話がかかってきた。
「麻生総理と話したいのですが」
「私はもう総理ではありません」
 しばらくしてまだ電話があった。
「麻生総理と話したいのですが」
「私はもう総理ではない」
 同じ電話が3度かかってくると、麻生氏がきれた。
「何度言ったらわかるんだ。私はもう総理ではない」
「それを聞くのがなんとも耳に心地よいので」

 自民党支持の読者の皆さん、怒らないで下さい。
冗談にも歩道と車道がありますからね。


(その2)
 民主党の若手政治家が女性にプロポーズした。
「僕と一緒になってくれたら、出産、子育て、雇用すべて安心だ。老後の年金も心配いらない」
「でもお金は大丈夫なの?」
「それは結婚してから考える」



 翔年は危惧する。自民党政権の時は、政府のお金に政治家や企業が既得権で群がっていた。鳩山政権になって、こんどは地方自治体や国民大衆が、金をくれ、金をくれと群がってくるようになりそう。

 八っ場ダム問題を注目して見守りたい。
 政府はダム建設という大きな無駄を中止するために、地元に大きな金をふんだくられてはならない。こういうことになったら、財政は完全に破綻する。
 無駄な投資を中止して、浮いた金を必要なところに回すというのが民主党の政策の根幹なのだから、前原大臣は地元エゴに毅然とした態度でことに当たっていただきたいと思う。

人事を尽くさず、フリコミを待つ人ばかりの国になったらたいへんです。
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