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ある証券会社の支店長のメッセージ

すべてひとりごとです。

少しだけ前の話ですが、証券会社のカウンターで
ご年配の投資家が言った。

「わしゃ投資で一山当てたいと思っているのや~」
「何かええ商品ないか?」

証券会社の人は喜んでノルマ商品を推奨していた。

一山当てるどころか
一山なくすだろう。


さて、本題

長期投資家は、大きく2つのタイプにわかれると思う。

普通の長期投資家と実力のある長期投資家です。

普通の長期投資家は、
年金基金の運用担当者など、どこにでもいるタイプ。

実力のある長期投資家は、変化に対応できる投資家です。

この人たちには、めったにお目にかかれない。

(・.・;)


ある証券会社の支店長のメッセージによると

外国資本が
日本株市場に本格的に参戦してきたのは
1992年ころだと思う。

日本株は、外国資本が参入するまで
いい会社の株がなかなか買われなかった。

日本人好みの人気株が、必要以上に買われていた。


しかし、外国資本が参入してきてから
いい会社、あるいは価値のある会社の株が
正しく評価される「よい面」もあった。

今、その外国人が売っているので
足元は、多少戻っているが
いい会社の株が大幅に売られきた。


今は、あまり個別銘柄どうのこうのと
言っているときではない。
(わかる人には、わかる。)


長期投資家は、いい会社の株を長期保有しているので
ダメージが大きいだろう。

(>_<)

と言っていた。


ロンドンの日本株専門チームは
すでに、その多くが解散している。

日本のアナリストは、「会社の株」よりも
「自分の株」を上げることを優先する人が多い。


ある長期投資家の言葉

「いままで、アナリストさまのおかげで、ずいぶん損させていただきました。」

(・.・;)


アナリストの話を聞いて

「フン!」と言っている
長期投資家の意見のほうが参考になる。

日本にも実力のある正義感の強い個人投資家はいる。


スゴイ人は、本当にスゴイと思う。

「よく知っているなぁ~」

本物は表には出ないことが多い。
悩ましいところです。


時代の変化とともに、
上司を「よいしょ」することが得意な人より、
実力のある人財が評価される

企業がさらに増えるかもしれません。


おしまいです。


PS.

短期の相場の予想はわかりません。
短期的には、間違って株価は上昇することはある。
(すでにかなり間違っている。)

株価水準は、真空地帯にはいっているので
ヘッジファンドの好き勝手にできるところもある。

基本的に日本の機関投資家は、
株を買っていないことは事実です。


多くの専門家が強気になったときや
信用の取組みが悪化したときが

知恵と実力(お金)のある
特定の外国資本の

「仕掛け」

どころでしょう。

しかし、実体経済が悲惨化しているので、
その前に何かのきっかけで
株価は調整することも否定できない。

踏み上げ相場がいつまで続くかわかりません。
しかし、いつか終わります。


今回の経済危機でダメになる企業や
倒れる企業が出てくる。

過去の日本の1990年代のバブル崩壊から学ぶべきでしょう。
日本人が一番わかるはずなのに、意外とわからない…

財務内容の悪い企業への投資は慎重になるべきだと思う。


キャシュフローが潤沢で
次世代の技術を地味に開発している企業を

のんびり捜せばよいとも思う。

(個人的な考えです。)

今週は、時間なしで日記なしの予定です。
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