スケアクロウさんのブログ
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今日の株式市場を振り返る 8月18日
小さめのローラー・コースターに乗ったような一日でした。
60円安で始まった日経平均株価は、10時半過ぎには一時56円高まで上昇しました。後場に入ると、一転して、停滞感が強まり、67円安まで下落しました。ところが、そこから再び回復に転じ、16.35円、0.16%高となって大引けを迎えました。
安く寄り付いたのは米国市場の調整を反映したものと見ています。その後の上昇は、特別な要因によるものではなく、単に前日の大幅下落の反動と思われます。後場の下げは中国(上海)の下げの影響が大きかったようです。そして、その後の回復は、やはり中国市場の戻りと連動した動きでした。
日経平均株価が下げ止まったと言っても、328円安の翌日の16円高です。対ドル円レートが円安方向に振れ、中国市場が僅かながらも上昇に転じ、しかも、GLOBEXでダウ、ナスダックが上げる中での日経平均株価の動向ですから、相当に頭が重いと見る必要がありそうです。
アジア市場はまちまちの動きですが、全体的には堅調です。中国(上海)、インドが1%を越えて上昇しています。一方、台湾とインドネシアが2%を上回る下げとなっていて多少気になります。
GLOBEXでは、ダウ(+56ドル)、ナスダック(+12ポイント)とも上げています。ただし、上昇幅は縮小気味です。
今日は、開け前に7月の生産者物価と住宅着工統計が発表されます。また、ホームデポ、ターゲットの決算発表が予定されています。
前日に、ホームデポのライバルであるロウズが事前予想を下回る決算を発表していますし、ターゲットなどの小売業界の事業環境は依然として厳しく、弱い決算内容となる可能性を否定できません。
ということで、GLOBEXでは上昇している米国株式市場ですが、油断はできないようです。
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本文中に使用しているデータやグラフ類は主にここに掲げる各社の公表しているものに大変お世話になっております:経済産業省、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUP、CNN Money、MSN Money、アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo!ファイナンス、外為どっとコム
60円安で始まった日経平均株価は、10時半過ぎには一時56円高まで上昇しました。後場に入ると、一転して、停滞感が強まり、67円安まで下落しました。ところが、そこから再び回復に転じ、16.35円、0.16%高となって大引けを迎えました。
安く寄り付いたのは米国市場の調整を反映したものと見ています。その後の上昇は、特別な要因によるものではなく、単に前日の大幅下落の反動と思われます。後場の下げは中国(上海)の下げの影響が大きかったようです。そして、その後の回復は、やはり中国市場の戻りと連動した動きでした。
日経平均株価が下げ止まったと言っても、328円安の翌日の16円高です。対ドル円レートが円安方向に振れ、中国市場が僅かながらも上昇に転じ、しかも、GLOBEXでダウ、ナスダックが上げる中での日経平均株価の動向ですから、相当に頭が重いと見る必要がありそうです。
アジア市場はまちまちの動きですが、全体的には堅調です。中国(上海)、インドが1%を越えて上昇しています。一方、台湾とインドネシアが2%を上回る下げとなっていて多少気になります。
GLOBEXでは、ダウ(+56ドル)、ナスダック(+12ポイント)とも上げています。ただし、上昇幅は縮小気味です。
今日は、開け前に7月の生産者物価と住宅着工統計が発表されます。また、ホームデポ、ターゲットの決算発表が予定されています。
前日に、ホームデポのライバルであるロウズが事前予想を下回る決算を発表していますし、ターゲットなどの小売業界の事業環境は依然として厳しく、弱い決算内容となる可能性を否定できません。
ということで、GLOBEXでは上昇している米国株式市場ですが、油断はできないようです。
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