はるるっぴさんのブログ
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J-CDS(東京金融取引所)
まず、今日の日経ヴェリタス誌より
州の財政危機、全米に拡大
カリフォルニア州、借用書発行でBBBに格下げ
興味ある投資家は、本日の日経ヴェリタス誌参照ください。
重要な記事だと思う。
知事のシュワちゃんも大変です。
ターミネーターに戻りたいかもしれない。
(~_~;)
さて、
世界危機の中、J-CDSを見る必要がある。
足元、変化が現れている。
さらに、もっと重要な
北米CDX(CDX北米投資適格指数)も上昇している。
わたしは、日ごろマーケットを見ている訳ではないので
自信はないが、アメリカが巨額の財政出動をしているのに
アメリカの地銀株や住宅建設株が売られているのは
おかしい。
S&Pは、戻り高値を取ったかもしれない。
ただし、短期は力持ち(ゴールドマンサックス)などにより
相場は変動するので、確信は持てない。
さて、
J-CDS(東京金融取引所)
証券会社で50銘柄くらいは確認できる。
このCDSのことを理解できないといつまでたっても
いままで起きてきたことと、
これから起きることがさっぱりわからないだろう。
わかりやすく説明されているのは
新年にご紹介した本
「世界連鎖恐慌の犯人」
堀 紘一氏著
など
今回の世界危機の震源地の米国はもちろんのこと
欧州のスプレッド価格も上昇している。
そして、足元の日本の
スプレッド(上乗せ金利)価格にも変化がでている。
日本の場合、以前、日経さんでも書いてあったと思うが
消費者金融やオリックスが入っているので
J-CDSは、かなり高い水準にある。
時は戻って
昨年
12月26日(金)に証券会社にバロメータとなる
オリックスCDS 5年物の理論価格を確認したとき
1290ベーシス
だった。
12月はじめ頃は、1400ベーシスくらいだったらしい。
その1年前は
記憶では、62~65ベーシスくらいと教えてもらった。
当時、わたしが、証券会社の営業員さんに
「CDSを見てもらって感想を聞かせてもらってすみません」
とお礼を言った。
すると営業員さんは
「わたしも、このようなところは、全く目をつけていませんでした。」
(本当は、何も知らなかったと思う。)
勉強になりました。
「えへへ」
(^^ゞ
と言っていた。
現在に戻って
直近、やや落ち着いているが、つかの間の休息だろう。
興味のある方は証券会社などに、確認して下さい。
オリックスについては、
経済誌にも何度か書かれているので
証券会社の人も知っている。
そんな訳ないと思うが
のんきな市場関係者は、
株価は、かなり悪材料を折り込んできた。
アメリカのオバマ大統領に期待できる。
などと言ってきた。
楽観的な経営者もいらっしゃるが
日経新聞の年始の経営者の推奨銘柄の株価が
年末上昇することは
ほとんどない。
CDS市場を正しく分析することができれば
とんでもないことがおきていることがわかる。
(表面的な数字の裏を読むこと)
CDSは、すごく簡単に説明すると
他人の家の火災保険に加入できたこと。
だから、現債券がなくてもよいので、
ヘッジファンドは、バンバンできた~
(・.・;)?
シンセティックCDOは、
市場に大量に投げ込まれた
クラスター爆弾(集束爆弾)のようなもの。
(>_<)
さらにCDO2~CDOnなど新型クラスター爆弾もある。
CDSを束ねたシンセテッィクCDOが、
市場で爆発していることが
わかると市場参加者は、驚くだろう。
まず、日経新聞が、その第一報を教えてくれるでしょう。
一般新聞が報道するときは、
すでに何もかも終わっている。
(株価は調整している。)
意味がわからない投資家が多いこともあり、
株価は、踏み上げ相場で戻り高値を取ってきた。
その証拠に財務内容が悪い株ほど株価が上昇している。
J-CDS(東京金融取引所)は、
チェックされておいてもよいでしょう。
(値動きだけではなく、
指数の背景を理解することが重要です。)
おしまいです。
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