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為替について

金融機関には、為替のプロと名の付く専門家がいる。
「わが社が誇る為替のプロです~」
などと言って紹介される。

一度、そのプロに金融危機の前

「円高になる可能性が高い。」
「どうして円安予想をされるのか?」

(・・???

と話をした。


答えを聞いた。

「ドルキャリートレードなどありえません。」
「ドルを売って円を買う理由などないじゃないですか~」

(・へ・)!

と言われた。

わたしは、この自称プロを「先生」と呼んで勉強している
大金融機関の社員さんがかわいそうだと思った。

その後、ありえない円高になったことは、周知の通りです。


東大の伊藤 元重先生が

「ドルが売られないことを、
 おかしいと思わないほうがおかしい。」

と発言された。

その可能性は、十分あるだろう。

しかし、為替は、簡単ではない。

投資収支だけでなく、貿易収支も関係する。
果ては、軍事力まで関係する。

地政学的リスクもあり何が起きるかわからない。


アメリカのドルが急落すると
日本企業や日本経済も大きな影響を受ける。

日本は、ドル建て資産をたくさん持っている。

(・o・)!

また、日本は外貨準備をほとんどドル建てで持っている。

(・o・)!


そのドルが急落すると、日本の外貨準備高も大幅に減る。
この点からも日本国にマイナスになる。


日本にマイナスになれば、
日本の通貨「円」にもマイナス要因になる。


今回の世界経済危機の震源地アメリカのドルが
すぐに急落しないのは
とても説明できない為替の難しさにある。

相対取引なので、さらに難しい。

(~_~;)


為替は、投資の最難関科目のひとつです。

長期投資家は、その難しさを知っているので、
なるべく為替のリスクはとらない。

そして


「為替の予想はしない。」


おしまいです。


PS.

最新の日経記事より引用

日経ヴェリタス(6月28日号)より一部引用

異見達見

「FRBは悪魔に魂を売るか」記事参照


FRBについては、興味のある投資家は、
ご紹介した、最近日本でも出版された
本を読まれるとよいでしょう。

「ロスチャイルド、通貨強奪の歴史とそのシナリオ」

中国のミリオンセラーです。

著者は、ファニーメイ、フレディマックの
元トップコンサルタント

この本を絶賛されている安部芳裕氏も有名です。

「通貨の仕組み」から
「世の中の仕組み」を理解するヒントになると思う。

投資家必読の本でしょう。


「日経ビジネス」(6月29日号)より

記事にあるジョージ・ソロス氏は、
本来オールドエコノミーの専門であり、
直近でも相場の判断を間違えたことを認めている。

(・.・;)

ノリエル・ルービニ教授の記事より引用したい

タイトル:「相場上昇は経済に痛手」

「資産価格回復の原因の一端は、
ファンダメンタルズの改善に帰せられる。

だが上昇の大部分は、世界経済が潜在成長率まで
急回復するといる楽観的すぎる期待や、
流動性バブルに起因するものであり、容認できない。」


一般の学者さんは、デリバティブを知らない。
ルービニ教授は、デリバティブを理解している。


その違いのわかる人だけ読むとよいでしょう。
違いのわからない投資家が読むと
「極端な意見だなぁ~」となる。


あすは、日記なしです。
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