年初からの外国人売買動向をグラフ化してみた

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年初からの外国人売買動向をグラフ化してみた

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久々に株の話題をひとつ。このところダウも日経平均も調整に入っていますが、これが一時的なものなのか潮目の変化なのか、気になるところ。そこで、外国人と個人の売買動向から目先の動きを考えてみようかと思います。まず、年初からの外国人売買動向を確認してみましょう。上のグラフはトレーダーズWEBの寄付前の外資系動向をもとに作成したものです。従って東証が開示している投資部門別売買状況とは異なるものですが、概ねの傾向は一致していると考えて構いません。これを見ると、4月下旬を底に外国人が買いに転じていることがわかります。とはいえ、それまでの強烈な売り越しと比べれば力強さに欠ける感じで、市場を安定させている程度の影響力しかないように思われます。それでは5月からの日経平均の上昇を牽引したのは誰だったのかというと、それは個人投資家です。先週、ロイターは次のように伝えています。個人の旺盛な投資姿勢が顕著に、投資主体別動向でシェア拡大-------------------- 以下要約 ------------------------------個人投資家の投資意欲は3月末、日経平均の終値ベースでの7000円割れを回避したあたりから顕著になってきた。東証によると、3月のシェアは個人が売り26.8%/買い25.5%、外国人は売り56.6%/買い53.0%だったのが、4月と5月に個人は売り・買いとも31%台に拡大。逆に外国人は売り・買いとも51%付近に縮小した。 東京証券取引所がまとめた6月第2週(6月8日―6月12日)の3市場投資主体別売買内容調査によると、個人は売り越しを継続したものの、売買代金シェアを3月の25%程度から35%程度に高めている。-------------------- 要約ここまで ------------------------------足元の売買シェアは外国人50%強に対して個人が35%程度ということですね。個人がこれだけの影響力を持っているならば、外国人が大きく売りに転じることなくスタビライザーの役割を果たしてくれる限り、今後の趨勢は個人の動向如何にかかっていると言ってよいように思われますが・・・しかし、個人投資家が中長期的なスタンスでいてくれれば良いのですが、実際にはどうなんでしょう。個人の資金は逃げ足が早いとも言われますし、このあたりの判断は難しいところです。勝手に推測すれば、中長期的な資金は投信経由で流入し、直接売買する資金は逃げ足が早いというところでしょうか。さて、最後に日経平均とダウの相関を確認しておきましょう。相変わらず、日経の主体性のなさがはっきりと見て取れる相関の高さ。ニューヨークが下げれば日経平均も下がるわけですが、そのメカニズムは次のようなものでしょう。すなわち、ニューヨークが下げた翌朝には外国人はまず間違いなく日経を売ってきます。それでベースが不安定になると恐怖心から個人投資家も売り方になって日経も下げてしまう、と。結局、「日経の行方はニューヨーク次第」という当たり前の結論になってしまうのでした。長々と書いた割りに中味の薄い記事で申し訳ありません。
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