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FRB

ひとりごと日記です。

眠くなる

(^。^)y-.。o○

と思うので、時間のない人はパスしてほしい。


知人の企業年金担当者と話をした。

「ほとんどの中小企業の年金担当者は、
今回の金融危機の問題をあまり理解していませんねぇ~」

「これは、まずいですよ~」

と言っていた。


さらに、話によると

「株でも買おうか~」

と言う年金担当の総務の人もいたとのこと。


そこで、年金担当者は言った。

「経済がこれだけ悪いのに株価が上がっているのですから、
やめといたほうがいいと思いますけど~」

「けど、そのようにお考えでしたらどうぞ~」

と話をしたと言っていた。


さて、本題

FRB(Federal Reserve Board)
米連邦準備理事会

日経新聞でも記事が載っていたように
FRBのバランスシートが膨張している。

(・.・;)

FRBは、日銀と違って民間企業です。
日銀のように政府が株式を所有していない。


日本の投資家の中には、
FRBを公的機関と思っている投資家もいる。

FRBの代表的なお仕事は、
安定的な雇用の確保とインフレの抑制です。

教科書で勉強しました。


FRBのバランスシートを見ると驚くべきことがわかる。

AIGへの貸出金が増加している。これは想定の範囲内。

それよりも資産担保証券の
モーゲージ・バック証券の貸出金額が急増している。

(モーゲージ・バック証券とは住宅ローンの支払いが元利金の裏づけとなる資産担保証券)


ファニーメイ・フレディマックが関係していない
アセット・バック証券は、あまり増加していないと感じた。

(アセット・バック証券は、クレジットカード、自動車ローンなどと関係するもの)


FRBが、金融緩和により銀行に貸したお金を、
銀行がFRBに預けている。

(@_@;)???


どういうことかと言えば、
FRBは、誰も買わない銀行のガラクタ債券を担保にして、

銀行のリスクを引き受けているだけ。


流動債が高く比較的安全資産(いざとなったらすぐ逃げれる)の
Tビル(短期国債)がほとんどなくなった。

FRBのバランスシートが膨れ上がっただけでなく
中味も大幅に劣化している。

(くわしく知りたい投資家は、最近出版されたロスチャイルドの本を参照されたい。)


一般人が読む本は、著名人の本です。
投資家が読む本は、直近ではロスチャイルドの本でしょう。


専門家の中には、
FRBが買い取っているのは、
ファニーメイ、フレディマックが発行している
高格付け債券(AAAの証券化商品など)だから

「大丈夫~」

とする意見もあるが


買い手がいない債券のどこが大丈夫なのかわからない。

(・・?


誤解の多い経済評論家などのように、
民間にお金がまわっていると考えるのは、
例外を除き間違いです。


わかる人は、わかってきたと思う。
(わからない人は、いつまでもわからない。)


米国ストレステストは、信頼性がない。
どれだけ間違っているか、その結果に驚く。

米国の地方銀行や欧州の銀行は、
ストレステストもやっていない。


多くの日本の機関投資家や
世界の賢明な投資家は、信用していない。

日経新聞や野村證券(Nomura21 6月号参照)は、
信用している。

お立場もあるのだろう。


正しくは、

集中治療室に入ってストレステストをすべきは、

FRB(米連邦準備理事会)


だった。


(・o・)!


おしまいです。
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