日配飼料が上値追い・ミツバチ関連として脚光

[agawaさん]

日本配合飼料（２０５６）がジリジリと上値追いを続けている。
先に、１０年３月期営業利益は前期の３．６７億円の赤字から１２億円の黒字、最終損益は同じく４０．４１億円の赤字から３億円の黒字に転換する見通しを発表した。
今回注目され始めたのが、ミツバチ関連の材料。ミツバチ不足が全国的な問題になっており、果物などの受粉が思うようにできず、このままミツバチ不足が続けば果物などの価格高騰につながりかねない。同社は全国の養蜂家を対象に、花粉の少ない時期に与える飼料「ビーフード」や、果実のハウス栽培に用いられるポリネーション（蜂を用いた受粉システム）での花粉不足を補う「ビーハッチャー」、腐蛆病予防薬「ミツバチ用アピテン」を販売しており、ミツバチ関連として脚光を浴び始めている。
１月高値１２７円未更新と出遅れ妙味も。
日配飼料の株価は１４時４分現在、１１１円（△３円）。