ユーロ円の日足 一目均衡表

[out of officeさん]

 

ユーロ円市場は、厚い雲の上で晴れわたる日差しを浴びて気持ちよさそうに反転しました。雲の厚さは関係ないとはいうものの、あれだけ下げておいて突き抜けないというのもしぶとい。一目均衡表の見方は実に複雑怪奇だが、大雑把には移動平均線の塊みたいなもの。全般的に横ばいな雰囲気になってきているし、そろそろ疲れたユーロ円市場に、引導を渡してほしいところ。いまの上昇が買い支えだとすると、一般投資家が作り上げた雲と、買い支えによって作られた雲との見分けがつかない限り、一目均衡表での解釈はさらに難解なものとなりそう。最近のユーロ円は、ボリンジャーバンドでは分析しにくさがあったが、一目均衡表は意外と素直。問題なのはユーロ円そのものなのだろう。