長期投資家

[はるるっぴさん]

長期投資家は、その名の通り長期的な視点で投資をする。

（長期投資と一言でいっても本当は簡単ではない。）

目先筋の証券会社と違う。


現在のバランスシートを見て
スクリーニングで「割安株」とか「割高株」とか言わない。


世の中のためにやるべきことをやっている会社を
一番困っているときに応援するのが

長期投資家の役割と思っている。


その話をある個人投資家にすると

「わしら年や～。そんなに待てない。」

「きれいごとや、難しい話は聞きたくないよ～」

「すぐ儲かる話を教えてほしいよ～」


投資の話はそこで終わった。

(・.・;)


立派な学者や評論家は、終わった話を見て分析するだけ。

たまに予想すると現場を知らないので、
間違えることがある。

予想があたると必要以上に宣伝する。


ためしに、著名な専門家の予想したものを
半年くらいガマンして持っておくと
間違っていることがわかることもある。


1～2年前の四季報でも「増収増益」と書いてある会社が
最新の四季報を見ると載っていなかったりする。


今となっては

「どこいったの～」

(・・?


短期の予想ほどむずかしい。

(・o・)！


今日も、大企業の課長と話をした。

テレビや新聞などで
市場専門家が「景気回復の見通しがでてきている」
とする話を見聞きしたらしい。


「常識では考えられないですねぇ～」

と言っていた。


直近の相場は、売り方の踏み上げ相場です。

その証拠にヘッジファンドの
空売りがたくさん入っている銘柄ほど
株価が上昇している。


前回の日記でも書いたように
もし日経平均9500円から11500円のゾーンに入れば

真空価格帯（日経ヴェリタスより引用）なので
株価は投機筋により乱高下する。


しかしいきつくところは、ファンダメンタルズ
株価が上昇すればするほど（すでにかなり上昇している）
下げのマグマが大きくなる。


長期投資家は、いずれくる株価の大きな調整を
理解すべきでしょう。

デリバティブのたとえ幼稚でも
正しい知識を持っている投資家だけが

これから起きることがわかります。


少なくとも、わたしの知っている
実績のある長期投資家は、今は、株式投資をしていない。

日本にいる数少ない熟練度の高い長期投資家は
高値の見物です。


長期投資家は、投資の最終判断は自分自身の声を聞く。

人まかせにしない。


おしまいです。


今週は時間なしで、日記なし。