ジョージ・ソロス氏について

[はるるっぴさん]

ある個人投資家にジョージ・ソロスについて話をした。

答えが返ってきた。

「ジョージ・チョロス？　知らんよ、そんな人～」

そこで、話は終わった。

(・.・;)


ジョージ・ソロス氏（1930年生まれ）

複合デリバティブを世界で理解されている
数少ない著名な投資家（投機家）です。


好き嫌いはあると思いますが

本当のプロフェショナルであることは、
過去の実績が証明している。


日本でも発売された「ソロスが警告する」は
読んで（電車の中）勉強になった。


ジョージ・ソロス氏もご高齢なので、
あまり建前の話をされないと思う。

ご本人のファンドもポジションを持っているようですが
本音の話が多いと考えてもよいでしょう。

（ある程度、ポジショントークはありますよ。）


そのジョージ・ソロス氏が

今起きていることは


バブルの崩壊ではなく

「スーパーバブルの崩壊」だと言っている。

(・o・)！！！！！

（専門家をはじめ、この意味がわからない投資家が多い。）



今回の戻り相場も弱気相場の一休みと言っている。

「ベア・マーケットラリー」

(・o・)！！！！！


お子さまランチのような市場専門家と違って
そのロジックもしっかりしているので

私は、ソロス氏の意見が真実に近いと思う。


大変残念ですが、ソロス氏の指摘するように
多階層金融複合デリバティブの崩壊といった

震えるような恐ろしいことが起きている。

(>_<)

知らぬが仏です。


「意味わかんない～」

と言っているほうが

幸せ～

(^^♪


何度も書きましたが、

世界の優秀な
（ずるがしこいと言った方が正しいのですが）

投機家は、割高と判断すれば、
いったん株価を大きく上に振ってから

材料待ちで、猛烈に売ってくる。


わたしが、短期を推奨しない理由にひとつは、
その難しさもあります。

（もっとも、長期投資しか興味がない。）


正しい判断をしても、
相場は、反対の動きをすることが多い。

ヘッジファンドの手口を覚えてほしい。


私の好きなウォーレン・バフェト氏も
アメリカ経済は崖から落ちたと言っている。

「崖から落ちた…」

(・o・)！！！！！


崖から落ちれば、なかなか上がって来られません。


しかし、多くの常識のない
おかかえ（ひもつき）専門家たちは、目先筋が多いので、

安易な楽観論が、年に1回、2回、3回と出てくると思う。

今、その一回目でしょう。


証券会社のセミナーに参加した人に聞くと
楽観論が多い。

ひとつの理由は、簡単です。

多くの投資家が「買い」しかできないからです。


わたしは、「買い」しかしない長期投資家です。

（今は、買いたくても買えない。）


たまに、個人投資家が

「いつ買ったらよいのか？」

と言っている人を証券会社で見つける。


一番わかりやすい方法は

証券会社の主催する日本株の大セミナーで
出席者がなく、ガラガラのときが、買いのチャンスです。

逆に

応募者多数で参加できないようなとき

運よく、抽選で当たって参加できても
会場の熱気がムンムンしているときは

いったんちょっと売りを考えればよい。


いずれにせよ

いきつくところは、ファンダメンタルズです。


日本政府の経済対策も歓迎したいが
景気の下支え効果しかありません。
（もちろん、株価対策も重要なことです。）


残念ながら、日本株式市場は、
アメリカ株式の写真相場の様子がある。


長期投資家は、日本のニュースよりも
世界のニュースの裏にある真実は

なにか？

を考えるべきでしょう。


そのヒントのひとつが

ジョージ・ソロス氏やウォーレン・バフェト氏の
発言の真意にあります。


おしまいです。


今週は、時間なしで日記なしです。