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そういえばヘッジファンドの解約凍結はどうなった?

↓ブログより転載
GPIFは、09年3月までは公的年金部分の財政投融資廃止に伴い、新規の資金の流入が続いています。この新規資金と、3月末の株式組入れ比率目標値である11%を維持するためのリバランスを粛々と行った結果、08年秋以降、GPIFは日本株を大きく買い越しました。
 しかし、09年4月以降のGPIFは、財政投融資廃止に伴う新規資金の流入がなくなります。
 むしろ、年金給付のための支払いが増加するため、資金流出が始まるとみられているのです。つまり、現時点では、4月以降、外国人投資家の売りを吸収する買い主体が見当たりません。
 そこで、20兆円の買い取り枠を持つ「銀行等保有株式取得機構」への期待が高まっているのですが、柳沢発言を聞くと、本当に実現するのかなという懸念が非常に強く残ります。
ところで、ファンドが資金償還を受け付ける期間であっても、ファンドマネージャーの権限により、投資家からの資金引き出しを制限できるという「ゲート条項」というものがあります。これは、投資家からの資金償還請求が殺到して、ファンドの運営継続が困難になると判断した場合に発動されます。

 このゲート条項発動により、解約したくても解約できない投資家が世界中に多数いると考えておいた方がいいでしょう。市場の一部では、ファンドの残高は09年の6月くらいまでに1兆ドル程度まで減少するとの見方があるそうです。つまり、半年で5000億ドル、1ドル=96円で48兆円のファンドの解約売りが出る計算です。

 ファンドマネージャーも、いつまでも解約を止め続けることはできないでしょう。このため、足元の世界の株式市場が落ち着いていることもあり、4月以降、解約を受け付けるファンドが相次いで出てくるとみています。

 投資家は、1-3月のパフォーマンスを見極めた上で、解約をするかどうかを判断するのでしょう。しかし、多くの投資家は手元資金がひっ迫しているでしょうから、4-6月期は、ファンドの解約売りがドッと出てくる可能性が高そうです。その時、巨大な買い手がいない場合、日本株の急落は不可避です。


☆そーいえば、「ゲート条項」で解約凍結されてるヘッジファンドが多数のはず、、、

なにをみて「外人の売りは峠をすぎた」なんて言ってるんだろう、、、^^;
むしろ、株価回復した今から凍結されてた解約がここぞとヴばかりにでてくるのでは、、、、
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