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大勢観の重要性

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株は、将来の株価を予測するゲームですから、株価を展望することは最も大切な要素です。ただ、誰も将来のことは分かりません。100%予測できれば、株式市場は成り立ちません。買う人もいれば売る人もいて、はじめて相場が成立します。このことから、相場観を持って株を売買することは、意味がないばかりか、かえって有害だと言う人もいます。

相場観には、1年以上先をみる大勢観、3ヶ月程度の中勢観、1日から1週間程度の動きを感じる目先観があります。私はこのうち中勢観と目先観については、あまり必要がないと思います。有害とはいいませんが、絶えず変動があってしかるべき相場観だと思います。

ただ、大勢観だけはしっかりと持ち、あまり変えてはいけないと思います。そしてその大勢観に照らして、現在の株価の位置がどこにあるのか把握しておくことは絶対に必要です。というのも、大勢観が上昇基調にある間は、株は「押し目買い」、「新規売りは絶対しない」となります。逆に、下落基調にあるのなら株は、「戻り売り」、場合によっては「新規売り」となるからです。これが間違っていると、それこそ株を抱えてブルーテント暮らしになります。

そんなことなら、持たないほうが良いと言う声も聞こえますが、私は、株の場合何らかの座標軸が必要だと思います。何もかもが動くと言うようなやり方は、デイトレにはいいのかもしれませんが、大きく儲けられません。大勢観を持つために相当の時間を掛け、一度かたまった大勢観はその後よっぽどのことがないと変えない、つまりそれと心中するくらいの覚悟が必要です。言葉を変えれば、50:50の確率を少しでも高めて、それに掛けるのです。それが株です。大勢観は年に1回正月に見直すことにしています。

ところで私の相場観はどうでしょうか。

現在は03年から始まった大相場の7合目附近にあり、相場が大天井を付けるには、後2~3年は掛かると見ています。したがって外国人売りで大きく下げている今の相場は、ヘッジファンドの売りが止まればまた上昇基調に戻るという読みです。

詳しくは次の機会にしますが、当たるかどうかは、トランプのカードが赤か黒かと同じ確率と考えてください。ただ、実際のところ期日が来る信用買い玉の処理に終われて、買いは入れていません。絶好の買い場だという思いがあるのですが、いつものことながら底値附近では現金のポシションがなくあまり買う気になれません。
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