☆アキ☆さんのブログ
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日本のメディア
帰国しました。
例の中川財務相に関する報道は海外でも注目していましたが、帰国してみて疑問に思ったことがあります。
それは、中川氏のひどい記者会見の内容を最初に報じたのが海外のメディア(AP)であるということ。
そして、それに続く形で日本の民放が「大騒ぎ」を始めたわけですが、個人的に「???」と思ったのは、「氏の酒癖のわるさは有名」とか「武勇伝」というフレーズです。
酒につよいのならまだわかりますが、酒に飲まれるのがなんで「勇ましい」のか。
冗談にしてもボクはあまり笑えません。
日本の報道機関はおそらくこれまでにも公式の場で(プライベートではなく)中川財務相の泥酔シーンを目撃しておきながら、それをまったく記事にせず、国会に出入りする一部のものだけが知る事実にとどめていたわけです。
「公然の秘密だった」と書いている記者もいましたが、読んであきれました。
この記者にとって「公」とはじぶんたち(をふくめた当局側)のことで、国民はまったく視野にはいってないということがここからよみとれます。
「日本の多くの記者はまたかと思った」そうですが、海外メディアが騒ぎ出したため、あわてて日本でも記事にしたというのが実情だとしたら、日本の読者や視聴者もずいぶんとばかにされたものです。
しかも、この期におよんで、氏には「数々の武勇伝」があるとしながら、あいかわらずその内容はふせたまま。
「じぶんたちは知ってるけど、国民のみなさんは知らなくてもいいですよ」と言ってるようなものです。
感覚が麻痺しているのは中川氏だけではありません。(選挙が近づいてきて、報道機関に対する政府の締め付けがきびしくなってきているのもたしかでしょうが)
政治アナリストの花岡信明氏もコラムで書かれていましたが、政治記者たちのこうした排他的なメンタリティに違和感を感じます。
麻生政権が弱体化したとたん、ここぞとばかりに非難記事を書く。
読者はこれを読んで、溜飲を下げる。
そこにこの国の政治報道の「薄さ」が透けて見えます。
私も、中川氏のお酒にまつわる話がそんなに有名なら何故今までのは公にならなかったの??と思ってました。この日記、そのまま日本のマスゴミにたたき付けてやりたいですぅ!(´、′)!
お父様も酒に弱くすぐ赤くなったようです。本人も弱いのが分かっていて報道もまたかと思ったが、確かに海外から騒がれて仕方なく辞めさせてしまったのが真相ですね。周りが皆知っていてわざと仕向けたと言う人までいます。会見した本人が一番悪いわけでこれは仕方のないこと。
でもおかげで円安になってきました。海外に住んでいるとこれから困りますね。がんばってください。
私は☆アキ☆さんのこの日記を読んで溜飲を下げました。
ありがとうございます。