サンサンさんのブログ
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「春の来ない 冬はない」
「春の来ない 冬はない」
この言葉は、昨年12月6日に亡くなった作曲家 遠藤実さんの座右の銘である。
人の世に涙の川があり
苦労の山がある
その川を渡るとき
その山を 越えるとき
そこに歌がある
遠藤 実
私の日記を読まれた方は、お気付きとお思いますが、毎回のように、古い歌が出てきます。
若いころは、海に向かって大きな声で歌ったり、ハ-モニカやギタ-で伴奏していました。
レコ-ド喪多く買い求め、〔現在はCDですが〕遠藤実さんの歌も、私の愛唱歌でした。
私の「青春歌」でした。
上毛新聞 2008年12月20日 土曜日
【コラム】三山春秋
▼三十年ほど前、中国から永住帰国した人を取材した縁で、その人の長女の結婚式に招かれ、司会役を務めた。前橋市内で開かれた披露宴がお開きになる寸前、全員で『北国の春』を合唱した
▼出席していた中国の人たちも、みんな笑顔で声高らかに歌った。会場で「中国でこの歌を知らない人はいない」と聞いて驚いた。日本のヒット曲が中国でも人気があるなんて
▼作曲した遠藤実さんが今月六日に亡くなった。東京生まれだが、疎開先の新潟県で育った。十七歳で上京。苦学して作曲家になり、『高校三年生』『みちづれ』『すきま風』『せんせい』『雪椿(つばき)』など五十年間に五千曲を世に送り出した
▼隠れた名曲『雪国の女(ひと)』は遠藤さん自身が作詞もした。川端康成の『雪国』を念頭に置いていたのではないかと思える。「…昔を語り泣いた目の目元に春よ早く来い」。天に抜けるような春日八郎の高音が、悲しみを増幅させた
▼作詞家のなかにし礼さんが「今の歌には文学性がない」と語っている(十五日付毎日夕刊)。さらに「作詞家は日本文学の末裔(まつえい)である」とも述べている。遠藤さんのメロディーからは、叙情豊かな詞が素直に飛び込んでくる。そして離れない
▼政府はきのう「国民に潤いと希望を与えた」として、遠藤さんに国民栄誉賞を贈ることを決めた。中国にまで歌声を響かせた功績はいつまでも消えない。
おはようございます。
コメントありがとうございます。
カラオケですか。
若い方には、とても太刀打ちできません。
ただ、子供たちの結婚では披露宴でお礼の挨拶を述べたとき、最後に必ず歌うのは、
坂本冬美の「祝い酒」。
浮世荒波 よいしょと越える♪
今日はお前の 晴れの門出だよ
親が育てた 命の花が
ふたつ並んだ 鶴と亀
笑顔嬉しい 祝い酒♪
この歌は、親しか歌えませんからね。
僕は超音痴ですw
でも気にしない!大声張り上げ歌っております♪♪