通信教育の事をブログに書いていて、思い出した。創価学会で、困ったことがありました。
それは独身時代の事。なんだか、訳が分からないが、創価学会の人が、突然、下宿に来た。最初は、何だか分からないので、お茶を礼儀として出した。
そのうちに、創価学会の話になった。そうだ、その前に、別の人に聖教新聞を見ないかと言われ、お付き合いで、3か月読むことにした。読むと言っても、全く興味がないので、ぱらぱらとめくって見るだけだった。本当の、お付き合いである。そのくらい、来た人が、分っていれば良いのだが。
日経新聞は、株をやっているので、詳しく、と言っても、この時は慶応の通信教育に夢中なので、これも、株式の記事欄をしっかりと、見る程度だった。
そうか、それが原因か。だんだん、思い出してきました。
一度か、2度断ると、それでおしまいかと、思ったが、そうでもなかった。一日か、2日おきに来るようになった。そして、1,2時間、創価学会に入らないかという。居座ってしまう。全く興味が無いので、黙って聞いていたが、このままでは、通信教育の勉強が出来ないと思うようになる。まあ、こんな望まない時間を過ごすのは、苦痛である。
それからは、お茶は、出さない様にした。こんな、強引な勧誘するやつに、出してやるものかと思ったからだ。人の大切な生活を無視するようなやつは、ろくなもんでない。人の価値観、信条を無視するやつは、ろくなもんでない。
その中に、こんな方法をとった。大体、来る時間は、夜の8時頃と分かっているので、その時間は下宿にいないことにした。
外食をして、映画を見たり、本屋に行ったり、パチンコ屋にいったりした。パチンコは、支出が多かったが、閉店時間が22時なので、都合がよかった。この頃は、パチンコは、ゼロ戦や大砲の羽根物が出てきて、結構、面白かった。そして、777の登場である。
こんな風にして、時間を稼いだ。時には、寿司屋で寿司を2人前、食べたりした。若かったから2人前でも、少ないと思った。この頃は、慢性膵炎で、酒が飲めない時だった。
こんな事を半年間、続けた。その中に来なくなった。一安心である。腹が立って、聖教新聞を読むのを止めた。再び、慶応の通信教育中心の生活になった。しかしこの損害は大きい。まあ、映画やパチンコ屋はよいとしても、通信教育が、中断したのは、大きかった。
それでも、気を取り直して、続けた。ただ心のダメージは大きかった。幻滅ですよ。
わたしを、そこら辺の人と見るなよと、その頃、思ったもんだ。創価学会が、何と言おうと、そんな、下らないもんは、受け付けないという気持ちが強かった。今でもそうだ。私を、そこら辺の人と見るなよ。志が違う。社会の利益を考えているんだ。そんな、ちっぽけなエゴイズムなんか、無視して相手にしない。