パラちゃんさんのブログ
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農耕民族の宗教観にも学ぶ
おはようございます
岩手県の詩人である童話作家は、仏教信仰と農民生活に根ざした創作を
行なって・・・
アハハハ
雨にも負けず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも 負けぬ 丈夫な
体を持ち 欲は無く 決していからずいつも静かに笑っている一日に
玄米四合と 味噌と少しの野菜を食べ あらゆることを自分を勘定に
入れずに よく見聞きしわかり そして忘れず 野原の松の林の陰の
小さなかやぶきの小屋にいて 東に病気の子供あれば行って看病して
やり 西に疲れた母あれば行ってその稲の束を背負い 南に死にそう
な人あらば 行って怖がらなくていいと言い 北に喧嘩や訴訟があれ
ばつまらないから止めろと言い 日照りのときは涙を流し寒さの夏は
オロオロ歩き みんなにでくのぼうと呼ばれ 褒められもせず 苦に
もされず そういう者に私はなりたい
南無無辺行菩薩 南無上行菩薩 南無多宝如来
南無妙法蓮華経 南無釈迦牟尼仏 南無浄行菩薩
南無安立行菩薩・・・
素晴しい作品ですねぇ~
確かに彼の言う通りとは思いますが、難しい生き方ですよねぇ~
アハハハ!
宮沢賢治ですね。
私は雨にも負けずよりも、東西南北のくだりが共感します。
年齢を重ねるごとにたまに見返すと心に沁みる詩ですね。