投資歴20年のmasaさんのブログ
日経平均大幅安で「往って来い」、嫌気されるが・・・
情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
----------------------------------------
10月26日 木曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、668円安の30601円で取引終了。
前場は、窓を空ける急落で寄り付いた後も売りが止まらず右肩下がり。午後は安値圏で揉み合いました。
〇東証プライムの売買代金と騰落状況
売買代金は3兆2880億円、出来高は13億3197万株。
値上がり銘柄数は325、値下がり銘柄数は1291、変わらずは44銘柄でした。
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は30、値下がり銘柄数は193、変わらずは2銘柄でした。
上昇率の高い順
関西電力 1.6%高
中部電力 1.4%高
東京電力HD 1.2%高
テルモ 1.0%高
サッポロHD 0.7%高
下落率の高い順
アドバンテスト 6.9%安
SCREENホールディングス 5.6%安
東京エレクトロン 5.0%安
メルカリ 4.5%安
村田製作所 4.2%安
〇米国株による影響
(米国株については、朝の株日記で詳しく書いています)
ダウ平均 0.32%安
ナスダック 2.43%安
S&P500指数 1.43%安
ダウ平均は底固いですが、他2指数が大幅安なので日本株には大きなマイナス材料。
ハイテク比率が高いナスダックの大幅安を受けて、電気機器が大きく売られています。
米大手半導体関連株も大幅安になっていたことで、アドバンテスト、SCREENホールディングス、東京エレクトロンが大幅安。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.33%高
ドイツ(DAX) 0.08%高
フランス(CAC) 0.31%高
3市場揃って続伸していますが、ナスダック大幅安を踏まえると日本株へのプラス影響は小さいと考えていました。
〇為替相場による影響
早朝は1ドル150円。その後、株が大きく売られて右肩下がりになる一方で、ドル円相場は150円半ばまで円安に。通常、円安株高、円高株安となりますが、本日は反比例する展開に。
介入に対する警戒
150円の節目に乗せたことで、介入に対する警戒感が出てきそう。介入があれば一時的でも急激な円高となりますので、そうなると株式相場に大きなマイナス材料。本日は、150円に乗せても介入の気配が無いと判断されたようで、円安に弾みがついた印象。
〇大幅安で往って来い
10月4日に30500円で底打ちした後、5営業日で32500円まで急上昇。しかし、その後は一転下落トレンドになってしまい、30601円まで下げてきました。前日は30500円付近まで下げた後に大きく戻しましたが、本日は売られっぱなし。前日の反発で買い付けていた投資家による見切り売りと失望売りも、下げに拍車をかけたと思いました。
前回安値まで戻ってくる往って来いはマイナス材料ですが、ダブルボトム(二番底)を形成する可能性もあり、目先は波乱含みと言えそうです。
多くの銘柄が下げる中で、電気・ガス、パルプ・紙、陸運、水産・農林の4業種が上昇しました。他、保険、食料品、海運、倉庫・運輸、建設、小売の下げ幅は小さく底固い。
一方で、ハイテク比率の高いナスダック大幅安を受けて、電気機器が最も下落。不動産、機械、精密機器、その他金融なども大きく下げています。
チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。
----------------------------------------
twitter @mm333m
----------------------------------------