投資歴20年のmasaさんのブログ
日経平均は警戒感を払拭
情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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1月20日 金曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、148円高の26553円で取引終了。
小安く寄り付きますが、すぐに買い戻されて前日値を回復。そこで一旦上値重くなりますが、後場は緩やかな右肩上がりになりました。
〇東証プライムの売買代金と騰落状況
売買代金は2兆2935億円、出来高は9億5227万株。
値上がり銘柄数は1320、値下がり銘柄数は429、変わらずは88銘柄でした。
〇業種別ランキング
30業種が上昇、3業種が下落
上昇率の高い順
空運、鉄鋼、鉱業、海運、保険
下落率の高い順
証券・商品先物、その他製品、その他金融
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は178、値下がり銘柄数は41、変わらずは6銘柄でした。
上昇率の高い順
大成建設 4.6%高
三越伊勢丹HD 4.1%高
太平洋金属 4.1%高
太平洋セメント 3.4%高
三菱自動車 3.4%高
下落率の高い順
エムスリー 1.4%安
キッコーマン 1.3%安
カシオ計算機 1.2%安
キーエンス 1.0%安
富士通 0.8%安
〇米国株による影響
(米国株については、朝の株日記で詳しく書いています)
ダウ平均 0.76%安
ナスダック 0.96%安
S&P500指数 0.76%安
3指数揃っての下落は日本株にマイナス材料。
半導体関連株にマイナス材料
米国株では半導体関連株が軒並み下落。ダウ構成銘柄ではインテルが1.3%安。他、AMDは4.0%安、クアルコムは3.6%安、エヌビディアは3.5%安、テキサス・インスツメンツは1.6%安、半導体指数は2.8%安と大きく下げています。この展開は、日本の半導体関連株にマイナス材料だと考えていました。
鉱業、石油・石炭にプラス材料
原油価格の上昇をを受けて、米国株ではエネルギーが最も上昇。上昇率は1.1%と高くありませんから、少しプラス材料になる程度だと考えていました。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 1.07%安
ドイツ(DAX) 1.72%安
フランス(CAC) 1.86%安
欧州市場は全面安。3市場は午前中が右肩下がり、午後は安値圏で揉み合いました。前日に書いていました通り、前日の米国株大幅安を織込む展開。
こちらも前日に書いていましたが、本日の欧州株下落を警戒した「先回りの日本株売り」はあったはずなので、欧州投資家による売り圧力は大きくないと考えていました。
〇為替相場による影響
1ドル128円半ばから129円台回復。株と為替は連動することも多いので「株が先か、為替が先か」になりますが、共に右肩上がり(株高円安)という展開。
〇警戒強まる外部環境を受けて続落を予想するも嬉しい誤算
米国株は33000ドル付近が下値抵抗になるとはいえ、下抜ける可能性もあり。欧州株は大幅安になっていますし、ドル円相場も金融政策決定会合後に急騰したものの「往って来い」。良い環境とは言えず、どちらかといえば警戒感が少し強まっています。本日は週末なのでリスクを回避した手控えと売りが出やすい環境。大きくは下げないと思っていましたが、続落を予想。
結果は、小安く寄り付いた後は右肩上がり。嬉しい誤算になりました。
上昇率は高くありませんが、本日の相場環境でプライム市場の71%が上昇、日経平均採用225銘柄のうち178銘柄が上昇しているので上出来だと思いました。
チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。
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