米国自動車のビック3の問題より

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米国自動車のビック3の問題より

ひとりごと日記です。

ビック3の問題を結論から書きますと、
メディアが報道しているような簡単な問題ではない。

複雑な問題です。


時間のない方は、それだけ理解して、

この先を読むのをやめましょう。



時間のある方に

先日、大手証券会社の支店長と話をしたとき、
ビック3が破綻すると、日本株は、急落すると言っていた。
そこは、だてに支店長はされていません。

ビック3が破綻すると、CDSに火がつきます。
原子力発電所の火薬庫が爆発するイメージでよいと思う。

N.ペローシー議長は、ビック3を破綻させる
選択肢はないと述べているのは、

この問題の複雑さを理解されているからです。


個人的に知っている

ある損ばかりしている投資家に、
間違ってペローシー議長の話をすると

誰やそれ~
議長は、河野さんじゃないの
あなた知らないの~

と言われてしまった。

話す相手を間違った!!


さて、

ビック3は、何年も前から、悪かった。
今に始まった話ではない。

ゼロ金利でお金を貸して車を売っていた。
その話をノルマ証券さんの
若手エース(少数派)から聞いたときから

おかしいと理解した。


ビック3は、もともとおかしかった。

どうして、いい自動車を作らなかったのか?
推察に過ぎないが、企業体質が古かったと思う。


長期投資家は、専門家と違うので、
その先の問題を視野に入れるべきでしょう。


ビック3に、実質公的資金が注入されると

たとえば、

キャデラックは、GM産の車ではなく、
アメリカ合衆国産の車になる。

愛国心の強いアメリカの人たちが、
トヨタ自動車の車を買うと

どうして、アメリカ合衆国産の車を買わないのか~

と言った論調も出てくるかもしれない。


トヨタやホンダが主力としている
北米市場に悩ましい問題が出てくる。

日本最強の企業(日経ヴェリタスの言葉より)
トヨタは、試練を迎えている。


ホンダが、F1から泣く泣く撤退したことも、うなずける。

数々の困難を乗り越えてきた、

トヨタ、ホンダなど
日本を代表する自動車メーカーの叡智に期待する。


さて、世界危機が発生したとき、
のんきで立派な学者さまたちが

日本の銀行は、欧米の金融機関と違って、
比較的損害が少なく

大丈夫とする論調があった。


サブプライム問題表面化後の、
メガバンクの株価の推移を見ると

大丈夫ではなかったことが判明している。

多くの経済の専門家は、現場を知らない専門家だと思う。


日本の銀行が危なくなるのは、
日本だけでなく海外へもお金を貸していることにもある。

もし日本しか見ていないエコノミストがいれば、
最初から間違います。


なにもかも終わってから報道することが得意な
NHKさんでも報道されたように、

中国最大のおもちゃ会社が倒産した。


バージドバイなどのドバイタワーや
ドバイのザ・パーム・ジュメイラ

(よくわからない絵のもの)

わたしと同じで、ドバイに行く用事もない人は、
ドバイの旅行パンフレット参照です。
ただ(無料)です。

ドバイプロジェクトは、国家プロジェクトではなく、
プロジェクトファイナンスになっている。

世界の企業が倒産すれば、日本の銀行も危険になる。
日本政府は、財閥系の金融機関は、
つぶさない方針をもっているが、

どうなるかわかりません。

外資系の新生銀行(旧長銀)やあおぞら銀行(旧日債銀)は、
危険なところに行った。

長期投資家が買わないように警告する意味で、
売りpicksを書いた記憶がある。


日記に書いたように、NYダウは、最後に売られた。
多くの専門家と同じようにNYダウを見ていても
NYダウは、最後に下がるので、手遅れになる。

アメリカ経済は、
少なくともS&P500を見るべきと書きました。

日経ヴェリタスさんも
世界の投資家が見ている同じもの

NYダウ、S&P、ラッセル指数
MSCI指数など、重要指標を載せるべきでしょう。

試しに500円で買ったのに、
内容に物足りなさを感じた。

私の知っている、
日本株で実績を積み上げている
優秀な個人の長期投資家たちにも

日経ヴェリタスを今のところ評価されていない。

本物に評価されて、はじめて将来購読者が増えると思う。


どうして、NYダウが、最後に下がったのか。

空売りがすでにたくさん積もっていた。

⇒逆に下がらなかった。

そのほとんどが、海外で収益を上げていた。

アメリカ経済悪化⇒世界経済悪化までのタイムラグがあった。

くわしくは、ノルマ証券の幹部クラスに
聞けばよいでしょう。


アメリカの経済悪化が、
とっくに世界の経済悪化になっている。


日経さんが得意とするデカップリング論は消えた。


~好き嫌いはともかく、有名な竹中 平蔵氏も

デカップリング論なんかありえないと言っていた。


普通の経営者ならば、人件費やIT投資を減らします。
それもあり、ロームなどの超優良企業が売られている。

解散したロンドンの日本株専門チームが、
持っていた優良企業ほど売られている。


お金が返されているからドル高になっている。

そして、元栓になる円が返された。
さらに、先見性のあるヘッジファンドが
円の買い持ちポジションを積み上げている。

~ポジションを解消すれば、円安になる。


一部の専門家の言っている通り
外国人がドルを買っている。
外国人が円を買っていると思ったら大間違い。

日経さんに登場する多くの幼稚な専門家の意見を
鵜呑みにすると投資判断を間違える。

投資判断を間違えても、専門家は損しないが、
投資家は、大切な財産を減らしてしまう。

世論をリードする日経さんは、
自分たちの記事に対してもっと責任を持つべきだろう。


実体は、

レバレッジをかけていた
投資ファンド(ヘッジファンド)がお金を返している。

レバレッジといえば、かっこいいが、

実体は借金投機になる。

彼らは、
ドルを返している。

そして、
ドルにしてから、円を返している。

このフローを読まないと為替の動きがわからなくなる。
さらに、ヘッジファンドが援護射撃をしている。


世界最強の通貨、円が誕生した。


EUは、体制を維持できるか。
EU発足後、

最大の危機的な局面の打開を期待したい。

1年前、市場関係者は、
EUは、加盟国が増えるから、
ユーロはまだまだ強くなりますよ~

と言っていた。

ノルマ営業にどっぷりつかっている
日本の証券会社のおかかえさん(エコノミスト)は

EUの加盟国が増えて、ますますユーロを使う人が増えます~
通貨を使っている人が増えれば、その通貨は強くなるなどと
訳のわからない説明をしていた。


今、加盟国どころか、脱退国が出ている。

EUには、当然、難しい加盟国ルールがある。


今、グリーンスパン氏が述べていたように
100年に1度のことが起きている。

投資家は、100年に1度の大舞台を経験している。

日経さんにも、頻繁に報道されるようになった
鳥インフレのパンデミックフルーにも警戒してほしい。


ピンチをチャンスに変える。


わたしが敬意を払っている経営者が、
こんなときこそ新規採用を増やすと言っていた。
よい人財がとれると。

あたりまえだろう~

とも言われた。


日本にいる数少ない長期投資家の出番が来るでしょう。


おしまいです。
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