情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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6月22日 水曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、96円安の26149円で取引終了。
前場は高く寄り付いた後に急落。後場は安く寄り付いた後に前日値まで戻しますが、14時過ぎから売り込まれて反落。
〇東証プライムの売買代金と騰落状況
売買代金は2兆5773億円、出来高は11億1133万株。
値上がり銘柄数は670、値下がり銘柄数は1099、変わらずは69銘柄でした。
〇業種別ランキング
12業種が上昇、21業種が下落
上昇率の高い順
医薬品、ゴム、電気・ガス、輸送用機器、食料品
下落率の高い順
鉱業、海運、卸売、石油・石炭、パルプ・紙
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は86、値下がり銘柄数は131、変わらずは8銘柄でした。
上昇率の高い順
(7211)三菱自動車工業 7.1%高
(5101)横浜ゴム 5.0%高
(7261)マツダ 4.0%高
(4503)アステラス製薬 3.4%高
(7270)SUBARU 3.1%高
下落率の高い順
(2768)双日 6.09%安
(8058)三菱商事 6.02%安
(1605)INPEX 3.9%安
(8035)東京エレクトロン 3.8%安
(5541)太平洋金属 3.5%安
〇米国株による影響
ダウ平均 2.15%高
ナスダック 2.51%高
S&P500指数 2.45%高
3指数揃って大幅高。前日の日本株は米国株高を先取りした475円高(1.84%高)まで買われている為、3指数大幅高から受けるほどのプラス影響はなし。
鉱業、石油・石炭が連動せず
米国株ではエネルギーが突出した上昇率になっています。これは、日本の鉱業、石油・石炭にプラス材料ですが、33業種のうち鉱業が下落率トップ。石油・石炭は30位でした。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.42%高
ドイツ(DAX) 0.20%高
フランス(CAC) 0.75%高
3市場揃って上昇しましたが、前日に米国株高を先取りするような大幅高となっていたことから、米国株が取引開始から右肩上がりになるも上げ幅縮小。本日の日経平均(上昇率)を示しているような展開でしたが、日経平均は反落。
〇為替相場による影響
1ドル136円半ばまで円安進行。1998年10月以来の安値を更新。前日比で1円50銭ほど円安になっており、こちらは株式相場に大きなプラス材料。とくに、自動車などは強さが目立ちました。業種別では輸送用機器が4位、日経平均採用自動車株では日野自動車以外、全て上昇。
〇続伸せず
上記しています通り、前日の大幅高で米国株大幅高はある程度織込み済み。よって、米国株大幅高から受けるほどのプラス影響はないと思っていましたが、欧米株上昇は押し目買いを誘発、そして前日比で1円50銭も円安になっていることも追い風だと考えていました。
欧州株の項で書いています通り、前日の欧州株は米国株高を先取りして大幅高になっていたことから、本日は上げ幅縮小で上昇率は控えめ。本日の日経平均(上昇率)を示しているような展開になりましたが、日本株だけの大きなプラス材料として円安がありますので、2つを合わせると1%くらい(260円高)の上昇率を予想していましたが・・・寄り付き直後の高値で216円高。その後は軟調に推移、終値は96円の26149円となり反落。
〇戻り一服で反落
前日に475円と大幅高になったことから、戻り一服で反落。前週にも書いていましたが、株価が暴落すると投資家心理と需給関係も大きく乱れるので(それが売買に影響するので)、乱高下することが少なくありません。急騰した翌日は急落、その逆もあり。