優利加さんのブログ
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ディフェンシブ銘柄中心に買われて反発
昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -0.95 @24,464.64, NASDAQ +63.43 @6,972.25)。ドル円為替レートは113円台前半の前日比やや円安水準での動きだった。本日の日本株全般は反発する銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,451に対して、下落銘柄数は580となった。騰落レシオは86.73%。東証1部の売買代金は2兆810億円。
TOPIX +13 @1,629
日経平均 +139円 @21,647円
TOPIXも日経平均も小幅反発した。米中貿易摩擦による世界景気減速懸念が続く中、OECDが貿易額の伸び鈍化などを理由に、2019年の世界の経済成長率見通しを下方修正した。景気変動の影響を受けにくい医薬品、小売、建設などのディフェンシブ銘柄が買われた。日銀がETFを買ったとの観測も相場を下支えした。日銀の年間ETF購入枠の目安は5兆7000億円。一定のペースで買うと仮定すると、今月22日時点で約5兆1400億円を購入しているはずだが、実際の累計額はすでに5兆4300億円となった。1回当たり700億円で計算すると、残り4回分しか購入枠が残っていないことになる。
33業種の月初来(1日と21日の終値)の変化率を見ると、原油価格の下落を受けて「石炭石油製品」が14.9%の下げで下落率トップだった。それだけ世界景気の不透明感が高く、原油需要が減ると見られている。景気が悪くなると原油だけでなく、銅やアルミ、亜鉛など非鉄金属の需要も減少するので、「非鉄金属」も4.4%下げた。日経平均は0.8%安だったのに、景気に敏感な「電気機器」は3.7%下落、「精密機器」は1.5%下落。これらと対照的な動きがディフェンシブ銘柄。「電気・ガス」は4.1%高、「陸運」は3.3%高、「食料品」は2.1%高となった。
H株がかなり下げてきていい感じ。
33業種中27業種が上げた。上昇率トップ5は、水産・農林(1位)、陸運(2位)、食料品(3位)、サービス(4位)、建設(5位)となった。
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