ジェコス、今期経常を14％下方修正

　ジェコス <9991> が3月25日大引け後(17:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の59億円→51億円(前期は65億円)に13.6％下方修正し、減益率が9.2％減→21.5％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の37.3億円→29.3億円(前年同期は35.4億円)に21.4％減額し、一転して17.0％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期の連結業績予想については、売上高は前回発表予想並みとなる見通しですが、鋼材、原油、諸物価の高騰および競争激化に伴う採算性低下等により、利益は前回発表予想を下回る見込みとなりました。　通期の個別業績についても、受注案件の大型化等を背景に価格競争激化が継続したことで採算性が低下したほか、北海道地域における仮設鋼材事業の収益性低下に伴い減損損失を特別損失に約４億円計上するため、前期実績に対し当期純利益が30％を越える減益となる見込みです。（注）今回の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。